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【デッキ紹介】夜空に星二つ【遊戯王】

はじめに

おはこんにちこんばんわ。くれろんです!
今年も気が付けば12月ですね。みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。
これ12月生まれあるあるだと思ってるんですけど、子供の頃は誕生日と一緒にされてクリスマスがなかったことにされてました。なんで?
大人になってからは年内にあれやっといてこれやっといてと振られてあんまりいい思い出がないです。

冒頭でネガっててもしょうがないので早速始めていきます!

今回は第12期の第2弾「AGE OF OVERLORD」で登場した「蛇眼スネークアイ
とりわけ「蛇眼の炎龍スネークアイズ・フランベルジュ・ドラゴン」が使いたくて組んだデッキです。
ぜひ見てやってください。

かっこいい

やりたいこと

蛇眼について

少し振り返ってみます。年末なので。
4月に「反逆の罪宝-スネークアイ」だけぽろっと収録されていてなんかおもろいカード入ってるなと話題になり、次弾で本格的にテーマとして入ってきたいわゆるシナリオテーマといわれてるやつですね。(前期のドラグマ、星杯とか)

ハリーポッターと"罪宝狩りの悪魔"


蛇眼の炎龍

かっこいい

自分のターンに、自分・相手のモンスターカードを持ち主の魔法罠ゾーンに「永続魔法」扱いとして置く効果。
相手のターンに、永続魔法扱いのモンスターカードを自分フィールドに特殊召喚する効果。

見た通り①と②の効果は連動していて、置いたカードを自在に使って戦ってねって感じの効果で、自己完結しててすごい使いやすそうですね。
そこで①のなんでもモンスターを置けることに着目して、なんか面白そうなモンスターを探してみました。
そこで目についたのがこのカード。

EMスカイ・マジシャン

かっこいい

②のフリーチェーンで永続魔法を回収する効果で「炎龍」で置いたカードを回収すれば実質モンスターなんでも回収じゃん!
③の表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に、フィールドのカードを破壊する効果も「炎龍」で置いたうえでコストとして使えますね。
ステータスも★7魔法使いなので「マジシャンズ・ソウルズ」で墓地へ送ることが出来て、その後に墓地から置いたこのカードをコストにドローすることで破壊も飛ばせるようになる点も動きとして面白そうです。

ということでこの2枚を主軸に構築を進めていくことにしました。

騎士魔防陣

敵側もロボが良かったやつ

①のフィールドの表側表示の「モンスターカード」を次のターンのスタンバイフェイズまで除外する効果。
センチュリオンも永続罠として置いて戦っていくので置かれたモンスターカードをSSする想定のこのカード、間接的な蘇生か妨害を選べるめーちゃくちゃオモロカードですね。
例えば、「炎龍」で置いた「スカイマジシャン」を相手ターンに除外し、破壊効果を誘発、次の自ターンにSSされ回収効果を狙える。
事実上置かれたカードならなんでも蘇生できるカードとしてもみなせますね。(元々の持ち主の場にSSされる点は注意)

一時的に除外し、次のターンにSSされるという新しい軸が出来たので、
ここでもう一度「離れた」テキストで検索🔍

地縛神 Aslla piscu

新テキ見やすいね

地縛神 Aslla piscu」も⑤効果により、フィールドから離れた場合に発動する効果がありますね。
相手の表側のモンスターを全て破壊し、その数の800倍のダメージを与える強力な効果です。
場から離れればいいので「騎士魔防陣」もそうですが、手札に戻しても発動するので「スカイマジシャン」でも良いところがgoodです。
場魔法が必要ですが、自のターンにSSされれば直接攻撃でき、相手ターンには攻撃対象にならない(=このカードのみなら攻撃できない)攻防優れたモンスターですね。

ここまでをまとめ
「炎龍」で置くことで場に「永続魔法」が増えるので、「ソウルズ」でドロー、「騎士魔防陣」で蘇生する、「スカイマジシャン」で回収する。
そのモンスターが「アスラピスク」や「スカイマジシャン」だと更においしい。
これを中心に構築していきます。

イチローネタって今でも伝わるのかな?

デッキレシピ

デッキレシピを見たとお伝えいただくとスムーズです。

別タブでレシピを開いておくとわざわざ上に戻らなくて済むしお会計もオトクになります。

リンクの貼ってある「カード名」は詳細ページに飛べるので適宜確認することが出来ます!

その他カードについて

SPYRALについて

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SPYRAL」は出た当初からバリバリの展開系デッキとして名を馳せたやらかしテーマの1つという印象が強いかと思います。
このデッキでもそのぶっ壊れ性能をいかんなく発揮して欲しいと思って採用しています!

SPYRAL RESORT

かっこいい

SPYRAL RESORT」はフィールド魔法で3つの効果で構成されています。

①エンドフェイズに適用する維持コスト
②「SPYRAL」カードに対する対象耐性
③名称ターン1の無い「SPYRAL」モンスターのサーチ効果

採用している「SPYRAL」モンスターは「SPYRAL-ダンディ」と「SPYRAL-ジーニアス」の2種。
「ダンディ」は軽いSS能力とバック破壊効果による展開と露払い。
相手のデメリットのあるモンスターカードを置けたらそれを破壊するとおもろい展開になることも。
SPYRAL-ジーニアス」は一気に表側のカードを増やすことが出来るレベル1なので採用です。
展開例を挙げると

  1. SPYRAL RESORT」から「SPYRAL-ジーニアス」を手札IN

  2. 「ジーニアス」を召喚して「SPYRAL GEAR-ビッグ・レッド」を手札IN

  3. リンクリボー」をリンク召喚

  4. 「ビッグ・レッド」で「ジーニアス」蘇生

  5. 「ビッグ・レッド」をコストに「原罪宝-スネークアイ」発動

展開例

「ビッグ・レッド」は場から離れても蘇生モンスターを破壊しないため、「原罪宝」や「ワンチャン!?」→「ソウルズ」のコストとしても「ジーニアス」は死なないので適任です。
この2体で「暗影の闇霊使いダルク」をリンク召喚します。狙うは「アンクリボー」。

①の維持コストも重要です。
「蛇眼」がご存じの通りデッキ・手札からの展開に長けているため、このカードでデッキにモンスターを戻し続けることで持続可能な再生蛇眼として機能してくれます。
もちろん、蛇眼以外にもソウルズのコストとなる魔法使いやSPYRALモンスターを状況に応じて戻していきます。
また、場魔法なので初動としての「原罪宝」のコストや「自縛神」を現世に維持するためなど重要な役割を担っています。

その他のカードについて

ブラック・マジシャン

イラストいっぱいコレクション

魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。

元々は永続魔法の枠として「魔術師の再演」「魔術師の左手」などの魔法使いの実態があることに意味のあるカードを採用していた名残です。
レベル1チューナーが出力できるので8S、9Sに行きやすい、「ミドラーシュ」とか妨害があって打点が必要な場面がちょこちょこあってあると助かるので続投してます。

アンクリボー

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「ダルク」で狙うと言った「アンクリボー」は、「スカイマジシャン」で回収したい候補です。

①効果で手から投げて「スカイマジシャン」や「炎龍」蘇生するだけでも良くて、「炎龍」の場合はそのまま戦闘してもしなくても墓地送りはされるので蘇生効果を誘発して「ポプルス」&「ポニクス」の最強の二人を展開。「ポニクス」で「炎王炎環」をサーチして「炎龍」を蘇生、アンクリボーを置いて回収することで相互シナジ~を醸し出します。
また、②効果も「炎龍」で置いて破壊することで「死者蘇生」を回収することで上述の相互シナジ~を狙っていきます。

スカイマジシャン」も同様に出して死ぬだけで仕事します。
③は名称1がついていないのでやられる→アンクリ→やられるとしてるだけで2枚触れますツヨイッ

オメガの裁き

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「蛇眼」により魔法罠ゾーンには永続魔法が供給され続けるので実質ノーコスト。どこで破壊されてもいい「ピットナイト・アーリィ」とか「ポプポニ」を置いておくとよりお得。

エクストラデッキについて

ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン

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1+1+8が場に並びやすく、非チューナ側に縛りがないので、「炎龍」で決めきれなかった際にながらで出した「フォーミュラ・シンクロン」で出して詰めるためのカード。
相手ターンにアクセルシンクロして不意のゲームエンドを狙います。
「フォーミュラ」が置かれているためバ レ バ レ

ライトロード・ドミニオン キュリオス

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蛇眼展開で出せます。落としたいカードは「スカイマジシャン」、「フルルード・サージュ」「アスラピスク」あたり。

「キュリオス」自体も「炎龍」で出したい候補です。
③効果はリンク召喚されていなくても良いので置く→出す→やられるで「炎王円環」や「死者蘇生」を拾い続けることで「炎龍」を供給します。

今回は歳末大感謝祭セールとして、皆様大好き【1枚から「キュリオス」】シリーズのEX使わない版(展開例①)とEXは使うけど任意の装備魔法と炎属性を回収できる版(展開例②)を載せておきます。
もちろん自分でルートを考えたわけでもないし、自分で作った画像なんで完成度は低いですがご容赦をば。。。

まずは展開例①(エクセル+コスト1)から

  1. 「エクセル」召喚→「ポプルス」サーチ

  2. 「ポプルス」効果でSS→「原罪宝」サーチ

  3. 「エクセル」②効果(コスト:ポプルス)で「オーク」SS、「ポプルス」は置く

  4. 「オーク」①効果で「エクセル」SS、「原罪宝」(コスト:ポプルス)「ジェット・シンクロン」SS

  5. 「オーク」②効果(コスト:ジェット)で「炎龍」SS、「ジェット」②効果で墓地からSS

  6. 「キュリオス」リンク召喚(「エクセル」+「炎龍」+「ジェット」)

省エネ版

続いて展開例②(エクセルのみ)です

  1. 1~3は展開例①と同じ

  2. 「オーク」①効果で「エクセル」SS、「原罪宝」で(コスト:ポプルス)で「焔聖騎士-ローラン」SS

  3. 「オーク」②効果(コスト:エクセル)で「炎龍」SS

  4. 転生炎獣サンライトウルフ」をリンク召喚(「炎龍」+「ローランド」)

  5. 「炎龍」③効果で「エクセル」+「ローラン」SS(この時どちらかは「サンライトウルフ」のマーカー先に出すこと)

  6. 「サンライトウルフ」で墓地の「炎属性」サルベージ

  7. 「キュリオス」リンク召喚(「エクセル」+「ローラン」+「サンライトウルフ」)

  8. エンドフェイズに「ローラン」で任意の装備魔法をサーチ

PRO版

このデッキでは「炎龍」を回収し、「やりすぎた埋葬」をサーチしています。
炎龍」は手札から切られても墓地から2体蘇生できるため「エクセル」+「オーク」を蘇生すれば、「ポニクス」→「炎王円環」や「咎姫」で「炎龍」につながります。
「やりすぎぃ」の蘇生先は「スカイマジシャン」です。

【追記】
2T目の展開例についても記載しておきます。
初動で手に入れたリソースで再構築していきます。
今回は1T目に「PRO版」で「スカイマジシャン」が落とせたパターンでやってみます。

  1. 「やりすぎ」(コスト:炎龍)で「スカイマジシャン」蘇生

  2. 墓地に落ちた「炎龍」③効果で「エクセル」「オーク」→「ポプルス」蘇生

  3. 「エクセル」→「ジェット」、「ポプルス」→「罪宝or原罪宝」サーチ

  4. 墓地の「原罪宝」②効果で「炎龍」を戻して「ポニクス」サーチ

  5. 「ジェット」召喚

ここまでで盤面こんな感じ
  1. 「フォーミュラ・シンクロン」S召喚(「ジェット」+「オーク」)1ドロー

  2. 「エクセル」(コスト:やりすぎ)でデッキから「炎龍」SS

  3. 「麗の魔妖-妖狐」S召喚(「フォーミュラ」+「スカイマジシャン」) (「スカイマジシャン」で相手の場のカード1枚破壊できる)

  4. 「ピットナイト・アーリィ」L召喚(「ポプルス」+「妖狐」)

  5. 「ポプルス」で「ローラン」を置く

  6. 「賜炎の咎姫」L召喚(「ピット内藤」+「ジェット」(墓地蘇生→コスト:原罪宝))

  7. 「咎姫」で「妖狐」蘇生(モンスター1枚破壊できる)

  8. 「転生炎獣レイジング・フェニックス」L召喚(「咎姫」+「妖狐」)

  9. 「炎龍」で「スカイマジシャン」を置く


ね、簡単でしょ?

初動で使った墓地の「原罪宝」から盤面を再形成し、いい感じに展開できました。
相手ターンには「炎龍」で「スカイマジシャン」を出力して「ローラン」を回収。手札の「ポニクス」と合わせて戦闘を牽制しつつ、相手がモンスターを盤面に出して効果を使ってきたら「レイジング」を破壊しつつ「咎姫」降臨。「咎姫」が破壊されたら怒りの「レイジング」出動しつつ「炎龍」がやられたら墓地から「蛇眼」が大量に出てこれる。
「ポニクス」が「炎王円環」を持ってくるので更に次のターンの動きまで担保します。「炎属性」の今の強みがギュッっと濃縮されていますね。

麗の魔妖-妖狐

火ないところに炎属性を生み出す一体。

とがちゃんの素材になりつつ蘇生すると1枚破壊しつつレイジングの素材になるのが強い。バロネスループで出しでもよい。

ピットナイト・アーリィ

内藤一族の一人

賜炎の咎姫しえんのとがひめ

能登ガーの姫

転生炎獣レイジング・フェニックス

かっこいい

「レイジング」は「咎姫」経由で出しつつ墓地に潜むのが仕事。「炎龍」や「とがちゃん」が破壊されると墓地から出てきてその打点分が永続的に上がる。除外されないのでノーコスの墓地リソース。相手が不用意に打点3000くらいのモンスターを出すと「炎龍」→「レイジング」と繋いで5800パンチで不意のリーサルを狙えます。

今年の新規は墓地から出てきても除外されるデメリットあるやつ減りましたね。
なので「破壊される」→「墓地から出てくる」みたいな墓地リソースだけで戦う戦術がこれからのトレンドになるのかなーと思ったり。
これが炎属性のカラーパイになったりするんですかね?ないか。

このデッキでも手札の「ポニクス」、場の「ピット内藤」、墓地には「咎姫」と「レイジングフェニックス」とどれかが破壊されると連鎖的に反応して次々湧いてきます。
場は内藤単騎とかでターン返しても相手の展開止めつつ盤面増やせるので結構硬かったりします。

ここだけの話、「内藤」→「咎姫」→「レイジング」ってメインに炎属性入ってなくても成立するので打点足りないなーとかEX余ってるなーみたいなデッキに入れても良いかもしれません。(※咎姫の炎属性縛りには注意)

上手く書けたか?グルグルグルする

デッキ名について

デッキ名について書く系デュエリストなので書きます。
デッキ名を開示することによってデッキ力が向上します。

このデッキには採用してませんが蛇眼には専用の場魔法があります。
蛇眼神殿スネークアイ

実は炎龍のイラストで破壊されてる

②で攻撃力が1100アップする効果があるんですけど、なんで1100?入場料?
そんな疑問が湧いてきましたので調べてみました!
すると某wikiでこんな記載を発見しました。

主にアメリカでは2個のサイコロで1のゾロ目が出ることを、「Snake eyes(スネーク・アイズ)」と呼ぶ。
これは、2つのサイコロを使用するゲームの多く(特に「クラップス」など)で1ゾロが悪い結果である事から、2つの1の目を嫌われ者である蛇の目に見立てたものである。
多くのモンスターレベル1に関連している点や、《睨み統べるスネークアイズ》が合計レベル2以上を発動条件とする点からモチーフの一つと考えられる。

wiki

ボウリングでも両端にピンが残ることを「スネークアイ」と呼んでいることからも同じ由来だと考えられますね。

「スカイマジシャン」と「スネークアイ」でデッキを組もうと思った時に
空に「2つ」ありそうなものとして「星」を選びました。安直ですね。

初期の構築では「BFアサルトドラゴン」の枠が「サテライト・ウォリアー」だったこともありよかったのですが別のものでもよさそうです。キン○マ

おわりに

いかがでしたでしょうか。

蛇眼が環境レベルで活躍していることもあり改定がヤバそうなので記録として筆をとりました。
「炎龍」って効果おもろいし使っててホント楽しいです。癖になってんだ。
③がなければもっと遊べるカードだったと思います。
「ポプルス」今からでも消えてくれないか?

このデッキの構築の際にアドバイスをくれた方々、オフ会で対戦していただいた方々、この場を借りて感謝します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

皆様の構築の一助になれば幸いです。それでは次の記事で。

あとがき

ここからは記事の内容でもちょろっと出てた「前の形」について自分の備忘として書いていきます。

元々は蛇眼を炎舞-「天璣」でコストを賄うギミックだった

テンキから戦華初動で双龍出力→蛇眼を置いて無限コスト
→ポブルスが出てアレコレ考える必要が無くなった

リトル内藤がスカマジやアスピと飛んでるだけでもオモロイ
→シンプルに強すぎて謝謝

ビーストタイプ多めで鉄獣周り、特に鉄獣の凶襲でアスラピスク出してみたかった
鉄獣の抗戦でもアスピ起動
→自縛神の自壊でリンク数ズレるから3体蘇生成立はオモロイかも
→リボルト・シュライグ複数はキモいらしい

「テンキ」「ファイヤー・バック」によるコスト、リソース
→「RESORT」ですべて賄った

「スカイマジシャン」で回収しておいしい永続
「星遺物の守護竜」


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