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命を捨てるほどに生きづらいこの世界が何より醜いよ

言葉を吐き出さないとやってられなくなる瞬間がある。

こないだ観た映画がつらく、涙と共に湧き出た錘のような何かが今でも心に重くのしかかって動こうとしない。

やるせないこの世の摂理。
優しすぎる人にこの世界は生き辛すぎる。
不平等だ。
共感しすぎてきつかった。
嗚咽が止まらない程に泣いた。
自分の大切な人がと想像したらもっときつい。
感動なんてもんじゃない。

BANANAFISHをイッキ見した時と同じ。
あの時も一週間くらい落ち込んで、仕事場でも思い出して泣いてしまうほどだった。
自分はおかしいのかもしれない。

あまりに悲しい結末の作品は見れなくなった。
涙が止まらなくなるから。

心が抉られる思い。
銀のスプーンでスイカやメロンを掬うみたいに、心の中身をゴリゴリ削られて次第に空っぽになっていく感覚。
これ以上削らないでほしい。

涙を流すと頭痛が酷くて、しばらく動けなくなる。
あまりに悲しい物語は自分自身を追いやってしまいそうでとても怖くなる瞬間がある。

この心が人よりとても脆くて柔な構造であると感じた。

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