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夢の話

僕は女に殺されそうになっている。
彼女はどうやら僕を殺す理由があるようだ。怒り狂って刃物を僕に突き刺そうとしてくる。
僕はその殺意の理由を解消しようと、話しかけ続ける。
その甲斐あって彼女の目から、殺意が消え手に持っていた刃物を落とした。
そして、彼女は視線を下に向けて、僕も彼女の視線の先を見る。
鎖骨あたりに時限爆弾のカウンターが付いていて、時間がどんどん減っていく。
彼女は殺意を失い、どうしようといった視線を僕に向ける。
僕は「セックスしよう。」と言い放ち2人でセックスに至る。
行為の最中、ふと此処で爆発するとまずいかな?と思い、2人で裸のまま外に出る。
何処で爆発すれば良いかな?と思い歩いているとガソリンスタンドの横でタイムリミット。2人は爆死する。

この夢の話を嫁にしたら「私以外とセックスするなよ」と言われた

果たして問題はそこだろうか?

女に殺されたくなかったのは、理由が間違っているからで、死にたくないわけではない(最後爆死する)

その間違った殺意を解消後彼女が1人で死ぬ目をした事で「セックスしよう」と提言する。

ふとこの場所で爆発したらまずいと思ったのは恐らく嫁に迷惑がかかるから(ガソリンスタンドの横で爆発しても特に良心の呵責は無かった)

彼女が1人で死ぬことに耐えられず性愛という形で愛を形作り共に死のうと覚悟してしまう事、そして実際に爆死したことの方が問題である。

セックスなど、小さな問題である。

目の前の間違いによって人を殺そうと思い、1人で死のうと覚悟した女を
1人で死なせない。共に死ぬ事の方が大問題だろう。

死ぬ事が嫌なのではなく、間違いが嫌だった。
間違いが解消され、殺されなくなったが彼女は1人で死ぬ。
死ぬ事自体は嫌では無かったので、共に死ぬ理由付けをする。
2人で爆死する。

そんな面白い夢を観て
今日は一日その事ばかり考えていました。

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