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[豆知識#06] 「くだりもの」のはなし

昔々、江戸で消費される生活必需品や嗜好品は、文化先進地帯である「上方」京・大阪から送られてきました。生鮮食料品など江戸近郊で作られた品物は「地廻り物」、上方から送られた物資は、高品質なものとして「下り物」と呼ばれ珍重されてきました。

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地廻り物は「下らない物」と呼ばれ、生鮮食料品以外の品は上方からの下り物と比較して、劣るものという意識があったようです。「くだらない」の語源はここから来ているという説もあります。

お酒においても、上方の高品質な日本酒も樽に詰められ、樽廻船で江戸へ運ばれ、その間に杉の木香(きが)が酒に移り、江戸で飲むお酒にも杉の香りがしていました。

「樽酒」の木香は、上方からきたお酒の象徴であり、杉の香り「木香」がするお酒が「下りもの」=良いものの象徴だったのです。



樽酒のような木香を楽しめる「木のストロー」

木の紙ショップで販売している、「木のストロー」は、お酒に木のストローをさしてスギの香りを移すことで、手軽に樽酒のような「木香」を楽しめます。

徳利にもぴったりサイズの[13.5cm]タイプもご用意!

特にぬる燗でいただくと、ふわりと杉の香りがしておすすめです🤤


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初めてのお試しにおすすめの少量セットもございます。

この機会に、江戸の昔のお酒の楽しみ方を、ぜひお試しくださいませ✨


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