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「特別軍事作戦」から「戦争」へ!ロシアのウクライナ人強制送還やオリガルヒへの粛清?


プーチン氏が5月9日の「対独戦勝記念日」に、市民にウクライナ戦線への大量動員を宣言すると見られています。
今まで、ロシアは、ウクライナでの戦闘を「特別軍事作戦」とし、「戦争」とは表現していませんでしたが、
ゼレンスキー政権を「ネオナチ」と敵視し、『世界のナチスと戦争状態にある。国民を大量動員する必要がある』と、ウクライナへの正式な宣戦布告ととられます。

今まで禁止されていた「戦争」という言葉が、国営放送で頻繁に使われるようになっています。

『「戦争」という言葉が4月以降、国営テレビに頻出している。。。ウクライナへの軍事支援を加速させる米欧との対立に関し、「我々は植民地主義に反対する戦争を展開している」と述べ、ロシアが国家存亡を懸けた戦いに臨んでいると訴えた。露軍は夏までにウクライナを倒そうとする意思があり、キーウ攻略を断念していないとの見方がある。』

また、ロシアは、国際宇宙ステーションの共同開発からの撤退を表明しており、ロシアの孤立があらゆる分野で影響を及ぼし始めています。


情報統制下で、一般市民はプーチン氏を支持していますが、その厚い支持層にも変化が出始めています。

新興財閥オリガルヒや治安当局者らは、欧米が科す経済制裁に危機感を持ち始め、プーチン批判をする者もでてきています。

オリガルヒの富豪の自殺のニュース

そのなかで、オリガルヒの富豪の自殺のニュースがながれています。

今年1月下旬以降に少なくとも5人のロシアの富豪の自殺が報道され、そのうち3人は自殺前に家族を殺害してから自殺したと発表されています。

レニングラード近郊のレニンスキー村で、1月30日、ガスプロム・インベスト社の輸送部門責任者レオニード・シュルマン氏が自身のコテージで死亡しているのが発見。

2月28日には、ウクライナ生まれのロシア人富豪、ミハイル・ワトフォード氏が英イングランドのサリーにある自宅で死亡しているのが発見。

実業家のバシリー・メルニコフ氏43歳が3月23日、ロシア中部ニジニ・ノブゴロドで41歳の妻と4歳、10歳の子ども2人と一緒に刺されて死亡しているのが発見。

天然ガス企業ノバテクの元幹部、セルゲイ・プロトセーニャ氏がスペイン・バルセロナで妻と娘と一緒に死亡しているのが発見。

また、経済制裁による物資の不足、戦死者の増加、年金受給年齢の引き上げなどが、徐々に国民の不満を募らせる原因になっています。

ウクライナ人の強制移送

ウクライナの占領民が、退避という名の強制移送で、自国に住む基本的人権を剥奪され、僻地に連れ去られていることが問題になっています。




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