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プーチン氏によるロシア軍事侵攻と世界経済と国際秩序の破壊

今回のプーチン氏のウクライナ軍事侵攻は、他国の領土を一方的にミサイル攻撃するだけでなく、多くの略奪行為が横行しています。

日本企業のサハリン石油・天然ガスプロジェクトも一方的なロシア企業への国有化で、リースされた多くの飛行機も返還されていません。

穀物の輸出を港湾封鎖でウクライナにできなくする他にも、略奪した穀物を輸出しています。

今回、ウクライナから盗まれたとみられる穀物を輸送している、ロシアの会社の貨物船が、トルコによって拿捕されました。

ロシアは、カザフスタン船籍の貨物船「ジベグ・ジョリ」で、ウクライナ南東部ベルジャンシクの港から、約4500トンの穀物を輸送中、黒海で拿捕された模様です。

トルコが北欧2か国のNATO加盟を支持したことで、ロシアよりの姿勢からの舵きりがここでも見られます。

ロシアがルハンスク州制圧

ロシアは、ウクライナ東部ドンバス地方のルハンスク州の制圧を宣言しました。

ドネツク州では、ウクライナ軍がまだ約4割を保ち、抗戦を続けています。

州全域を制圧した勝利宣言は、3月の南部ヘルソン州に次いで2州目となり、ロシア国内放送では大々的な勝利宣言が行われています。

ウクライナ軍が今後、遅延している米欧からの軍事支援でどれだけ交戦できるかが注目されています。

ロシアの一方的な軍事支配が今後の世界経済にどのような重大な被害を及ぼすかについて、心配の種がつきません。

イギリス国防省は「ロシアの侵略はウクライナの農作物の種子や肥料のサプライチェーンに大きな混乱を引き起こしているほか、ロシアによる南部オデーサの封鎖は、ウクライナの穀物の輸出を制限し続けている。ロシアはウクライナの農業部門に壊滅的な影響を及ぼしている」と強調しました。

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