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プーチン氏のウクライナ東部制圧と膠着する戦闘の裏側:兵力不足とレジスタンス


プーチン最側近のパトルシェフ安全保障会議書記が、4ヶ月と長引く戦争に国民の反発を懸念し、東部どんバス地方の制圧に成功したとして「軍事行動停止」に触れ始めたようです。

欧米諸国の軍事支援物資が徐々に到着し、ウクライナ戦争の泥沼化が濃厚になってきています。

ロシア国民のウクライナ侵攻支持も3月から下がり、プーチン政権は出口探しが必要になってきています。


深刻な兵力不足に143兆円の“巨額負債” ウクライナ侵攻から4カ月で露呈した「プーチン」自滅の末路


ロシアは軍事力で圧倒的に優位に立ちながらも、“内部崩壊”も報じられています。

ロシアが制圧を主張する東部ドンバス地方(ルハンスク州・ドネツク州)では、

ウクライナ側の死傷者が「1日あたり最大1000人」

いっぽう、ロシア軍も「最大30%の戦力」を失い兵力不足に陥り、両軍とも消耗戦に陥っていると分析されています。

セベロドネツクでは、化学工場をめぐる攻防で、両軍が奇襲を掛け合う壮絶な戦いが繰り広げられているとのこと。

プーチン政権が、大規模な徴兵をかけても、拒否者が続出するとみられ、また、プロパガンダによる制御が難しくなり、ロシア軍の兵士の士気が下がってきているようです。

たとえロシアがウクライナ東部を制圧しても、ロシア国民の生活水準は下がり、膨大な戦費で国力の回復は難しいとみられています。

プーチン氏側近が視察中、親露派幹部が爆死…占領へのレジスタンスが活発化

2022/06/24

ロシア軍占領下のウクライナ南部ヘルソンで、24日の朝、親露派幹部ゾロトフ総司令官が視察中に、レジスタンスによる爆破テロで議員が死亡したと報じられています。
プーチン政権は、9月11日にヘルソン、ザポリージャ両州を、ウクライナから独立させる住民投票発表し、住民の抵抗が起きているようです。


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