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衰えを知らぬプーチン氏の野望とTelegramであばかれるロシア軍の疲弊

ウクライナ占領地でロシアが、ロシアのパスポートを発行し、支配の既成事実化を進めています。

ウクライナ南部のヘルソンとメリとポリでは、親ロシアの高官が、市民と見られる男性にパスポートを手渡し、

「とてもうれしい。私の人生の歴史的な瞬間です」と言う映像が、ロシア国営テレビで放映されています。


ゼレンスキー大統領は、これはプロパガンダのための映像とし、また、
「ヘルソンで領土を徐々に解放している」と発言。

東部セベロドネツクでは、ロシア軍が化学工場を砲撃し、油漏れで大規模火災が発生し、地域では、多くの市民が避難していると報じらています。



ロシア軍の兵士や司令官が、「Telegram(テレグラム)」のアプリで、戦闘の実情を直接発信するようになりはじめ、ロシアの情報操作が機能しなくなり始めているようです。

軍上層部を信頼しない兵士や、司令官、退役軍人や独立系メディアが、メッセージや動画で、食糧不足で部隊が飢えている、プーチンはロシア兵を虐殺している、と批判しはじめているようです。

ロシア軍司令官は「プーチンによって虐殺に送り出された」と非難。
ある部隊は、飢えと病に悩まされている現実をTelegram。

ドネツク共和国第113連隊のロシア軍司令官は戦地からTelegramの動画で、プーチンは適切な装備もなく自軍の兵士たちを「虐殺」に送り出した。食糧と医薬品の不足により部隊が「慢性的な疾患」に見舞われているとも訴えた。

「健康状態の検査を受けた者などいない。精神疾患をもつ子供たちが動員されている。多くの子をもつ父親たちや、後見人たちもだ」

CEPAは、ロシアの報道規制について、
「この完全隠蔽システムは平時であればうまく機能するかもしれないが、全面戦争の現実が立ちはだかり、存続は不可能だ」と指摘。

プロパガンダが機能していないことに、プーチンはいつ気づくのだろうか。


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