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今日も京都て歩いて行こうと 〜てんじんさん〜

京都在住です。よく散歩に行きます。
気が向いたとき、私が訪問した場所を
紹介します。

いつもどおり、ものっすごい長い
記事です。寛容な心と、
十分なお時間がある方向けの
記事内容となっています。

気持ちと時間に余裕があるときに、
ゆっくりご覧ください。

今日は、お休みをいただいてます。
平日に平気で休めるなんて、
ありがたい会社です。。。

今日は25日なので、北野天満宮の
『てんじんさん』と呼ばれる、
骨董市に行きました。

コロナ禍前までは、京都では毎月、
決まった日に、
有名な骨董市がありました。

21日は、東寺で『こうぼうさん』
25日は、北野天満宮で『てんじんさん』

それぞれ、お寺の創建ゆかりの偉人に、
『さん』をつけて、それがそのまま
そのお寺の骨董市の名前になってます。

なので、
てんじんさんに行ってきたよ~
とか言うと、

北野天満宮の骨董市に行ってきたよ~
という意味になります。

あとほかに、京都では、なんでも
『さん』をつける傾向もあります。

神社につけるパターンが多いかも。

おかゆに『さん』→おかゆさん
が有名な?例です。

あと、おいなりさんとか?
伏見稲荷神社も、いなりずしも、
『おいなりさん』っていいますよね。

北野天満宮も、『てんじんさん』って
いいます。なので、北野天満宮を
示して話す場合も『てんじんさん』、
骨董市を話す場合も『てんじんさん』。

となると、前後の文脈、意味で、
この『てんじんさん』は、骨董市に
行ってきはったんやな、
とかを判断しないと。

そこで、話が噛み合わない、
なんてことがあったら、

京都の人からすれば、、、、

ほんまに、わかってはるんやろか?
とか、思われちゃうかも!?

しかも、言わない。
京都の人は特に、思ってること、
言わない。

このあたりが、京都の人は、
よその人にいけず(いじわる)とか、
言われる一要素かもしれませんね。

えー、、また話がそれた。

とにかく、21日がこうぼうさん、
25日が天神さんなので、
21日なら東寺、
25日なら北野天満宮に行けば、
骨董市がやってて、見るだけでも
楽しいですよ、ってこと。

ココ、京都検定頻出ネタなんで、
21日と25日は
覚えといてください。

といっても、コロナ前の話。

先月まで、てんじんさんも
コロナ禍を理由にやってなかった
らしいですね。

今日は、それこそ久しぶり
なんでしょうか。市が建ってました。

あいにくの雨模様。
雨が理由なのか、コロナが理由なのか
はわかりませんが、
出店もコロナ前ほど、
ではなかったです。

6割程度の出店率でしょうか。

まず入り口です。
食べ物の出店は、大鳥居から門まで
メインで並んでます。

門から、南を振り返った感じ。
人出は少ないです。
雨のせいでしょうか。
コロナのせいでしょうか。

コロナ前は、出店もびっしり
並んでて、通路も、主に観光客が
ごった返していました。

今空いてるのは、中国を筆頭に、
外国からの訪問者がほとんどいない
のも影響大ですね。

門まで来て、振り返ったとこです。
スペースの空きが多いですね。

けど、ずっと、お祭りやなんかでも、
出店が出てなかったですが、
こういう雰囲気は、お祭りっぽくて、
やっぱりいいですね。

いつもの立派な門です。

手洗い場、手水場(ちょうずば)です。
コロナ禍で、水をすくって手を洗う、
という一連の動きが、
できなくなってます。

竹からちょろちょろ出る水で、
各自流すだけ。

まず右手で柄杓を持ち・・・
といった動作が、神域にいざ参ります、
という気持ちをシャキッとさせる
ような効果もあったと思うんですが、
それもできず。

代わりと言ってはなんですが、
なのかどうかはわかりませんが、
柄杓ですくわなくなった水場に、
『花手水』と名ずけて、
きれいな生け花で演出してくれてます。

素晴らしい気遣いだと思います!
しかもここ京都なんで、生け花も本物!
毎回、来るたびに違うものが
植えられています。

コロナ禍を逆手にとったというか。
コロナ禍ならではというか。

もし、コロナが完全に去ったら、
この『花手水』も見れなくなってしまう
んでしょうか。
それはそれで、寂しい気もします。

バンプオブチキンの、『かさぶた』
みたいなもんでしょうか。
バンプも好きなんで、またの機会に
書きたいなぁ、、、

また話がそれた。。。

私は生け花に精通していないので、
よくわかりませんが、
まぁイイ感じってのは
十分ワカリマス!!

大小色とりどりの菊の花、
あとなんかマリモみたいなやつが
ベースを構成していて、
緑のひょろっとしたやつが伸びて、
あと、なんか枯れ木??
みたいなんが、さらに伸びてて、
色といい、全体の雰囲気といい、、、
(解説ヘタか)

えー、、、
門までの参道は、お祭り時と同様の
たべもの系。
骨董メインは、右手、つまり東側に
エキゾチックワールドが広がります。

一店舗一店舗、おもしろいです。
古い着物、骨董、漬物、植木、
手作り品などなど。

カメラで思い切り撮りまくるのは
無理なので、遠景だけ。
雰囲気だけ楽しんでください。

あいにくの雨ですが、
だんだん人が出てきました。

骨董品のお店って、値段書いてない
店が多いんですよね。

なんでかっていうと、
買う人の身なりなどで、コイツは
いくらって言ったら買うかな。。。
って、人によって決めてる。

売る側は、少しでも高く売りたい。
買う側は、少しでも安く買いたい。

言い値から、始まって、
値切り、買うか買わないか、
こういった攻防も、骨董市ならではの
楽しみ方かもしれませんね。

私は基本的に、
値札のついてない店からは買いません。
ふっかけられるのがオチなんで。。。

こういうとこで、自分が欲しいものって、
たいがいほかの人も欲しい。

私がこういうとこで
何を見るかっていうと、
自分が何が欲しいか。

欲しいもの探し。

それもまた変な表現ですが。
新たな自分の好きなものを
見つけるのも、楽しみの一つです。

なんとなく、イメージが湧いた
しても、私はいきなり買わないです。
いまごろは、ネットオークション、
ネットフリマなんかもありますしね。

今日、買いませんでしたが、
新たに欲しくなったのは『木魚』。
(何に使うんか?)
また、いろんなとこで探してみよう。

中古品、しかも古いものは、本当に
程度が千差万別。まず、木魚なら木魚、
買うんだったら、それなりの
『目利き』能力を養わないといけない。
それも、また楽しみのひとつ。

もし、自分の異動があったら、
送別の品として、同僚に頼もうかな。。。

同僚
栗栄田さん、送別の品って、
何がいいですか?


言っていいの!?
『木魚』がいい!!

同僚
(また変なことばっかり言って、、、)
(ふざけるのもたいがいにして欲しい、、)
えっと、、もくぎょ、ですか??


あっ、、、(またやっちゃった)
えーっと、ネクタイ、でいいかな。。。

一見、突飛な言動にも、
私なりの理由があるんです。
そこだけしか見られないから、
いつも理解されないですけど。。。

また話がそれた。どんどん長くなる。。。

ここは、北野天満宮の東側。
右手が上七軒エリアです。

北から見たところ。
右手が北野天満宮、左手に行くと、
上七軒。上七軒エリアも、きれいに
整備されていい雰囲気なので、
お立ち寄りの際はぜひ、
そぞろ歩きしてみてください。

今日の収穫。
奥の、デカい松ぼっくり二つが
戦利品です。
手前が通常の松ぼっくり。

つくしんぼの記事でも
言っていたやつです。
なかなか売ってないんです。これ。

今日は、なんか木の実でオブジェ
作る、材料系のお店のかたから
入手しました。

ついでに、普通の松ぼっくりのネタ。
右側が、よく見る形。
左は、たまにみるやつ。
なんだろ?って思ったこと、
無いですか?

コレは、閉じてる状態。
最初はコレなんですって。
持って帰って、何日か置いとくと、
いつもの右側の形になります。

あと、もう一個戦利品の紹介。

直接、てんじんさんでの戦利品では
無いですが、
前から気になっていたお店で、
帰りに買いました。

招き猫。
陶器で、まぁまぁデカい。
高さは50CMくらいでしょうか。
意外に、目ぢからが強い。。。

とりあえず、置いてみる。。。
なんか、、、
ちょっと、、、


怖い。。。

​、、、あっ えっと、、

   ちょっと怖いです。。。

棚の上に置いてみました。

これこれ。これがいつもの感じ。
これでいい感じになるように、
設計されてるのね。。。

福、逃げるかと思ったわ。。。

ここで一句。
『まねきねこ
  たなのうえにて
    ひとあんしん』


なんのこっちゃ。。。


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