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モコ、バラされる

先日、やっと乗用車に乗れるようになったとnoteで書きましたけど、本格的に手入れをしようと内装から手をつけまして、艶出し剤を使ってキレイに磨き上げていきました。

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白っぽかった部分が濃いグレーに変化しつつ艶が出ていい感じにはなったんですけど、運転席側に大量についている謎の傷部分はどうにもなりませんでした。

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「この傷はいったいなんなんだ?」となったんですけど、ワタシの見立てでは、この傷はワンコの歯の跡で、ガジガジかじってこうなったんじゃないかと思うんですね。
運転席側だけにおもいっきり傷がついているので、おそらくワンコを膝に乗せて運転していたんじゃないか?と推測できます。
おまけに、操作パネルには水拭きじゃ取れない、「水玉状の細かいシミ」が付着していたので、ワンコがくしゃみして飛び散った鼻汁じゃないか?と予想したわけです。

掃除しているのはボスなので、ワタシは横から口を挟むだけなんですけど、この見立てにはボスも納得したようで「傷は取れないけど、シミは絶対に取る」と意気込み、コンパウンド(表面についた傷を消すために使用される研磨剤)で慎重に磨いていましたよ。
鼻汁はどうしてもイヤだったようです。

で、内装がキレイになると今度は「車体の傷や凹みを修正する」とのことで、車のボディーをまんべんなくチェックした後「まずは顔からだな」と、顔面部分があっという間にバラされていきました。
こんな感じに↓

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皮膚が剥がれて細胞組織丸見えみたいな、とっても痛々しい顔になってしまいましたよ。
この状態で何日か放置、と聞いたときにはいささか不安で、「鳥のフンが落ちませんように」とか「セミが中で息絶えませんように」とか、くだらないことを気にしてましたけど、今思えばゲリラ豪雨が来ていたらヤバかったな、と。
今更ですけど、震えます。

この車の前所有者は、おそらく「犬を飼っている、喫煙をしない、運転がヘタクソな女性」じゃないかと予想しています。
犬の気配は前述した通り(更にマットに動物の毛を多数発見)、その割に車内はキレイで臭いなし、車体の傷と凹みが左側に集中している、っていう感じなので。

左前のタイヤ周り(サイドバンパー部分)には、何かにぶつけたことによって出来たであろう大きな凹みがあり

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左後部ドアの下は、どこかにガッツリこすって塗装がガンガン剥がれています。

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ワタシは25年以上運転してますけど、こんな傷作ったことないので、どうしたらこんなことになるのか疑問しかありませんがね。
ただ、車幅感覚がとれないまま運転している人が世の中にはたくさんいる、ということを知らされた気がするので、そういう人がすぐそばを走っているかもしれないと思いながら運転しないといけないな、とは思いましたけど。

ってことで、まずは手のかかる凹み直しから取り掛かることになりました。
バンパー全外し→凹み部分を内側からたたいて形を修正→パテで成型→塗装、という流れで少しずつ作業が進んでいきました。

左前の凹みはこんな感じになり↓

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なんとな〜く歪みはありますけど、上出来です。

で次に、えぐれていた左後部ドア下を修正(サビ取り→パテで成型→塗装)して、こんな具合に↓

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跡形もなくきれいになりました。

結局、バンパーは全塗りしたらしく「ピカピカになったのは良いんだけど、塗っていない本体側のツヤ感の無さが気になる」と、組み付けしながらボヤいていましたけど、ワタシは全く気にしません。

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塗装に時間がかかるので、ここまでトータル3日くらいかかっています。
あとは全体的に磨けば、車体全体についている傷はキレイになるそうですが、まだ細部で気になる部分があるとかで、それらは暑さがもう少し落ち着いてからやるそうです。
ワタシは全然気になりませんけどね。

みなさまのご支援に感謝します。