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部屋干しの季節

関東も梅雨入りだそうで、洗濯物が気持ちよく乾かない事に心底げんなりする時期に入りました。
本格的に部屋干し用洗剤の出番となりますが、せっかく洗濯しても臭いが取れないことがありますよね。タオル4枚中1枚だけ臭うとか。
生乾き特有のイヤな臭いというのは、水分を含んだ洗濯物がそのままの状態で時間が経過してしまったり、汚れや汗が洗濯で落ちきらなかったことで雑菌が繁殖してしまうことが原因です。
この臭いのもとを完全に消し去りたいわけですが、菌というのはとても厄介で、日差しのもとでカラッと乾かさないと臭いが取れない、なんていうことがよくあります。
それがイヤで、ワタシもいろんな方法を試してきたんですね。
各メーカーの部屋干し洗剤、漂白剤、重曹、つけ置き洗い、扇風機と除湿機の併用などやれるだけのことをやってみましたが、それでも臭いが取れないことがあったので、試しに買ったのが「洗たくマグちゃん」です。

これを洗濯機の中に衣類と一緒に入れて洗うだけで洗浄効果が得られるというのですが、どういうことなんでしょう。
マグネシウムが水中で水酸化マグネシウムとなり水がアルカリ性に傾く、このアルカリが「洗浄効果」の正体だというんですね。
簡単にいうと、アルカリの力は汚れを落としたり除菌ができるので、酸性の水道水をマグネシウムでアルカリ性に変える、それを「洗たくマグちゃん」がやってのける、ということです。

実はこのマグちゃん、昨年の秋くらいから使っているんですけどね。
結論からいうとよくわかりません。菌は目には見えないしね。効果を確かめる手段なんてないので、臭うかどうかを自分の鼻でチェックするっていう、自己判断しかないわけですよ。
この牛乳はまだ飲めるか?みたいな、己の臭覚で良し悪しを判断するレベルです。

で、調べてみたんです、洗たくマグちゃんの効果について。
そうしたら実験をした方がいましてね。
酸性の水道水にマグちゃん(マグネシウム)を投入すると、どれくらいでアルカリ性になるのか、実際に洗濯機に水道水と洗濯物、マグちゃんを入れpH(水素イオン濃度)を測定する実験で調べていました。
(水素イオン濃度pHは、値が7より小さいと酸性を示し、7より大きいとアルカリ性を示します。)
水道水はかなり酸性でpH5.90。マグちゃんを投入して中和状態(pH7)になったのが20分後、じわじわとアルカリ(ph7.32)へ傾いたのが25分後という結果でした。
洗濯機で25分というと、下手したらもう終わってますよね。つまり、マグちゃんを使う時は数時間つけおきして水をアルカリに傾かせてから洗濯しないと意味がない、ってことです。
コレ、今知りました。

今日から、マグちゃんはつけ置きしてから洗うことにします。

みなさまのご支援に感謝します。