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春の伊豆

河津桜を観に行った、と途中までお話をしていましたが、その続きです。
桜を観たあとに訪れた「かっぱの寺 栖足寺(せいそくじ)」は700年の歴史を持つ禅寺で、カッパにまつわる伝説や所蔵品がたくさんあります。
まんが日本昔ばなしで「かっぱのかめ」というお話があるんですが、それがこの栖足寺(かっぱ寺)のお話なんだそうですよ。

栖足寺裏手にある河津川の淵に棲んでいたカッパが、村の子供たちにいたずらをしたり悪さをして困らせていたので、村人はカッパを懲らしめることにした。そのカッパを栖足寺の和尚さんが助けてあげると、その晩カッパはお礼にと、耳を当てると川のせせらぎがサラサラと聞こえる不思議な甕(かめ)を置いて行った。
というお話が今でも伝えられていて、栖足寺にはその甕があり、その甕からは今でも耳をあてると川のせせらぎ音が聞こえるらしいですよ。

本堂の中には「ギャラリー河童」なんてのもありまして、いろんなカッパがいました。イケメンヒーローっぽいのもいましてね。楽しかったです。

本堂の外には「守りの井戸」というのがあり、プチ行列が出来ていました。
物語でいう “カッパが逃げ込んだ井戸” です。

その井戸には梵字が書かれた“守り石”が入っていて、「護身・水難除けに井戸の中の守り石をお持ち下さい」とあったので有り難く頂いてきました。

桜の御朱印も頂戴したので帰ろうか、と思いましたが、白浜神社にも寄って行こうかと足を伸ばし、前回行かれなかった白浜海岸にある鳥居を見に行きましてね。

綺麗でした。

お寺のあとに神社に行って、何にも考えてない感じですが、行ってよかったです。
リセットと充電がたっぷりと出来て、スッキリした気分で軽トラに乗り込み自宅まで走りましたが、長時間の運転であっという間に疲れが溜まるっていうね。
「どこでもドアが欲しい」と、心から願います。

みなさまのご支援に感謝します。