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シャッターに絵を描く①

「新しくオープンするお店のシャッターに絵を描く」ということで、下処理だけでも天気の具合を見ながら取り掛かりたい感じなんですが、なかなか「晴れ」という日がないので予定がズレています。
店内の壁画制作が思いのほか時間がかかっている、っていうのもあるんですけどね。

シャッターは、下地の処理さえ済ませておけば色塗りが出来るんですけど、この作業はワタシだけでは無理で、我が家のボスがお休みの日に手伝ってもらう計画でいたわけです。
そのお休みの日が晴れてくれないと作業ができないんですけど、かといって先延ばしにもできない。
悩んだ末、先週の土曜(雨が降ってもおかしくない曇り空の日)に一か八かで下処理作業を強行しました。

現場に到着したのは、午前7:00。
まず、お店のシャッターにありがちな「テナント募集」の張り紙が付いていたであろう、ガムテのあとをきれいに取り除いて

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シャッター全体をヤスリがけします。

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ヤスリがけで出た細かい粉を取るために、シャッターに水をかけて(スポンジ等で洗って)きれいにしたいところですが、曇り空で湿度が高く、乾燥に時間がかかってしまうことから、今回は粉を吹き飛ばして水拭きして済ませることにしました。

次に、周りを養生(汚れないように保護)して

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塗料を適度に希釈(溶液を薄めて濃度を減少)します。

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今回使用するのは、壁画制作の下地でも使った「水性メタルコート 」です。
これをまずは、細かい溝からハケで塗り込んでいきます。

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これが実にめんどくさい作業なんですが、ここを頑張らないと美しく仕上がらないので、地道に塗り進めていきます。
広い部分は、ローラーや

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大きいハケで塗ります。

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1度塗りだとこんな感じで

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まだ色がのっていませんね。

シャッターの表面をローラーで塗ると、ボコボコになって美しくなかったので、ハケで丁寧に2度塗りして仕上げました(ボスが)。

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すると、
これが↓

シャッタービフォア

こうなりましたよ。

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時刻は13:00。

結局雨は降らず、無事に作業を終えることができました。
これで次の日、丸一日乾かして完成です。

ここから下書きに入るわけですが、それは後日取り掛かることにします。


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