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シャッターに絵を描く②

いつになったら天気が良くなるのか?っていう、ほぼ雨続きでシャッターの絵の下書きが出来ずにいましたが、下地処理から1週間、日曜日にやっと取り掛かれましてね。
大きな画面に下書きする際には、画像をプロジェクターで投影するんですけど、暗くならないと出来ないので夕方作業をしに行って来ました。

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先日の壁画制作の記事では、プロジェクターについては何も触れなかったので、今回は少し詳しく説明したいと思います。

プロジェクターは、壁やスクリーンに映像を表示する機械で、映画やゲームなどの映像コンテンツの利用を想定して製造されているため高画質な映像を重視するものが多く、家庭用、ビジネス用、持ち運び用など種類も様々です。
購入の際は、投影距離、解像度、縦横比、入力・接続端子などをチェックして、自分の目的に合ったものを選ぶわけですね。

ワタシの場合、プロジェクターの使用目的は絵の下書きのためなので、持ち運びに便利なサイズ&重さというのが1番のポイントでした。
更に、スマホとパソコンを連携出来るのが必須で、あとは明るい場所でも使用できるルーメン(投影の明るさ)が高くて安価なもの、というのが条件でしてね。

で、考えた末に買ったのが「POYANK」のプロジェクターです。

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「POYANK」は、プロジェクターなどを中心に扱っている中国のブランドで、2018年に設立された新興企業です。
商品レビューを見つつ「中国製か〜」と悩みましたが、「1万チョイで買えるならまぁいいか」と購入してみたわけですよ。

・WiFiでスマホやタブレットに接続可能(充電ケーブル接続も可)
・パソコンやDVDプレーヤーなど様々なデバイスにも対応
・普通のプロジェクターよりも80%明るい4500ルーメン
・投影画像サイズは32~170インチまで調整出来る
っていうものなんですけど、商品レビューをよく読むと「主流メーカー(エプソンなど)のスペック表示とは異なる基準(国際基準ではなく中国の基準)表示」らしいんですね。レビューには「4500ルーメンとは書いてあるけど実際はそんなに明るくない」みたいなことが書いてありました。
プロジェクターを購入するのがはじめてなので、画質や明るさが良いんだか悪いんだかは全くわかりませんけど、実際に使ってみると、三脚と固定するネジ部分がぐらつくのが気になったくらいでしょうか。
投影角度の調整(台形補正やフォーカス)は本体についているダイヤルを指で回す手動式なんですけど、どうやっても全体的にどこかがピンぼけする感じではありました。
トイカメラで撮影した画像に似ているので、画質重視の方にはおすすめできませんね。
「この値段なら仕方がないか」と自分を納得させているところもありますけど、全域にピタッと決まらないフォーカスについては気になるので、そこをクリアするにはやっぱり国産メーカーなんだろうなとは思っています。

ちなみに、「完成予想図を拡大して、実寸大の大きな紙に線だけ書いたものを転写する」という方法もありますが、シャッターのように表面に凸凹や角度があるものには向かないので、投影する方法がベストですよ。

ワタシは今回、ミラーリング機能を使用してスマホ画面を投影する方法で、スマホに保存した画像をシャッター全体に映し出すことにしました。
やり方は、スマホ(iPhone)を充電ケーブルで接続し、スマホのコントロールパネルで「画面ミラーリング」を開いて

大画面でオンライン飲み会も!スマホの画面をプロジェクターで投影する方法-1

表示されている機器の中から使用するプロジェクターを選択するだけ。
すると、スマホ画面の画像が投影されます。
ただ、スマホの画面の比率のまま映し出されるので、画面をピンチしてアップにすると、こんな風に↓画像が切れてしまうんですね。

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プロジェクターを遠ざければ画像は大きくなりますが、ピントが合わなくなったり不具合が出てくるので、スマホの画面上で拡大させて投影するんですけど、切れて見えなくなてしまった部分を描く時は、「スマホの画像位置をずらすと同時にプロジェクターの角度も変える」という作業が必須となり、これがまた面倒で線が若干ズレるということが起きるわけですよ。

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さほど問題ではないものの、「ズーム機能がない痛さ」というのをここで知るわけですね。

いちいちプロジェクターを動かさないといけない、という効率の悪さにもめげず、下書き(鉛筆書き)は1時間ほどでめでたく完了し、機材を片付け車に乗り込んで間もなく超土砂降りになる、っていうね。
間一髪セーフでしたけど、なんだか先が思いやられます。
下書きが出来てしまえばあとはひたすら塗るだけなんですけど、お天気次第でどうなるかは微妙です。
ただ、「やっと色塗りに入れる」という前進出来た感だけでも、少しホッとしました。

この続きは、後日また。


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