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ゼロから描くマンダラアート

いろんな形でやらせて頂いているワークショップですが、今年はコラボで行なっています。
ワークショップ終了後に、「美味しいパンランチが食べられる」というもので、昨日は〈ぷくぱんこねっと〉さんのお宅にお邪魔しました。

アートワークショップの第1回目、基礎の『パターンアートを描こう』から始まって昨日は第4回目となり、『ゼロから描くマンダラアート』を行いました。
これは元からあった企画ではなく、こんなことをやりたいというリクエストにお応えしたものだったんですが、これまでのワークが存分に活かされた個性溢れる作品が生まれましたよ。

直径16cmの円に描く作品は今まで行なったワークの中で一番大きいサイズで、時間内に終わらせるのは難しい内容ではありましたが、ここまで描き進めてくださいました。
使っているペンも、ベースの線も同じ。
アレンジを加えて仕上げていく過程で、全く違う作品へと発展していきます。
簡単な説明だけで、3時間ちょっとでここまで描けるのは素晴らしいですね。
身構えることなく、何にも考えないで描くのが目的なので、おしゃべりしながらマイペースで描いて頂きました。
久しぶりのコンパスに苦労されている面もありましたが、コンパスと定規だけで描けるという手軽さは喜んでいただけたようで嬉しいです。

絵が苦手という方は、おそらく形が取れない(描けない)んだと思います。
その原因は、図画工作や美術の授業で行う写生やデッサンが原因だとワタシは考えているんですね。
『3D(立体)を2D(平面)に描く』なんていう難しいことを最初にやるのがおかしいんですよ。まずは2D→2Dをやるべきです。
いきなり上級クラスをやっても描けるわけありません。
今でも授業でこんなことをしているのなら見直さないといけませんね。
これによって「絵が描けない」という刷り込みが出来上がってしまったとしか考えられないので。

こんな理由で、絵が描けないと錯覚している人が多いんじゃないかと思い、誰でも描けるパターンアートのワークショップをはじめたわけです。
「描けるようになるかしら?」と自信なく言っていた方が、ご自身で描けるようになりましたよ。

何事も、まずはやってみると良いと思います。

みなさまのご支援に感謝します。