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ガッツリな3連休で起きたガッカリな出来事

ものすごく良い天気だった先日の3連休。
絶好の行楽日和、ってことで楽しくお出かけしたいところでしたが、コロナ感染者数が増えていることから、外出そのものをとても慎重にしないといけない感じなので、あまり人との接触のない方法で遊ぶことにしようとチョイスしたのが、「バギーに乗る」でしてね。

我が家にはバギーがありまして(ボス所有)、年に何回か林道なんかで乗って楽しむんですけど、昨年新居に越す時にバギーを移動した後すぐにバッテリーがダメになり、それから全く動かしていなかったんですよ。
高価なバッテリーを購入するより他に優先するものがあったのでずっとほったらかしで、いい加減エンジンをかけないとやばいんじゃないか?となりまして、バッテリーを取付けて走らせることにしたわけです。

その辺を走り回るわけにはいかないので、走る場所まで軽トラに乗せて運びます。

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ラダーレールを使って軽トラの荷台に乗せたら、動かないようにベルトでしっかり留めて、8:00過ぎに山梨方面へ出発しました。

3連休とあって、既に車の数も多く、特に自転車やバイクなんかはいつもより多めに走ってました。
そんな中、バギーを乗せた軽トラなんて遅すぎて迷惑でしかないんですけど、ある程度車がいると遅さが目立たないのでそれは良かったですね。
途中、いつも休憩で寄るコンビニは激混みで駐車出来ないくらいの人出の多さにビックリでしたけど、もうすぐ到着するっていうところで更にビックリすることが起きましてね。

ボス「あ!」
ワタシ「なに?どうしたの?」
ボス「やばい」
ワタシ「なにが?」
ボス「カギ忘れた」
ワタシ「ん?何の?」
ボス「バギーのカギ、忘れた」
ワタシ「は?」

目の前に広がる大きな富士山。
雲ひとつないスッキリとした青空。
私たちは、何をしにここまで来たのでしょう。

説明すると、こんな感じです。
3連休の1日目はやらないといけない用事を済ませることにして、2日目にバギーに乗る計画でした。朝っぱらからバギーを軽トラに乗せるのは面倒だからと、1日目の夕方にバギーを積んでしまうことにして、当日の朝は、寒さ対策用の防寒具を用意して、感染防止グッズを持って軽トラに乗り込んだんですね。
いつもなら行く前にバギーを積むので、カギは普通に手に持ってるわけです。
それが今回は、乗せてないから手にないわけだ。

わざわざ重たい荷物を乗せて往復4時間走るだけ、っていう前代未聞のやらかしですよ。
本当は、こうなるハズでした↓

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少し冷たいけど寒すぎない爽やかな風の中を、気持ちよく走るハズだったんです。

もう、茫然自失。
どうにもできないので、結局、道の駅に寄ってメシだけ食って帰りましたよ。
で、家に着いて普通にバギーを降ろして、カバーをかけてしまう、っていうね。

なにやってんだか。

スムーズに帰れたのは良かったですけど、これでもし渋滞なんかに巻き込まれていたらしばらく口なんて聞きませんからね。

3日目はリトライすることなく、前日のやらかしを埋め合わせするかのように、伊豆にあるお気に入りのお店に連れて行ってくれました。
以前行った時に見つけた「しゃもじ」を買いに行ったんですけどどこにも見当たらず、お店の方に尋ねてみると「いつ入ってくるかは未定」とのことでした。
残念。
まぁ、また来る楽しみが増えたと思うことにして、素敵な店内をゆっくり見てまわっていると、カッティングボードを制作しはじめたタイミングだったようで、机の上にはたくさんの木材が置いてありましたよ。

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写真:Facebook『かりゆし工房「一枚の板」』より

で、すごく気に入ったカッティングボード2個を、ボスが買ってくれました。

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ちょうどこれを作っていらっしゃる方とお話することが出来て、木の性質や手入れの仕方等を教えていただいたので、メンテ用のくるみオイルも購入すると「よかったら、お風呂に入れてください」と、魚型のヒノキの木をくださいました。

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今までで一番無意味なドライブとは打って変わって、とても有意義な1日でした。
帰宅後はヒノキの香りたっぷりのお湯に浸かることが出来て感激でしたから、バギーのカギを忘れた事件は忘れることにします。

カッティングボードは一生モノだそうなので、このメンテナンスは一生ボスに任せたいと思います。

みなさまのご支援に感謝します。