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ネジにもこだわりたい

階段の手すりの取り付けに使用するビス(ネジ)について、工務店さんから連絡が入りました。
「ビスの頭は皿と鍋(ナベ)、どっちがいいですか?」

皿は、少し埋め込まれる仕上がり。(取り付け後にパテ埋めして塗装すれば見えなくなる)
鍋は、そのままビスが見え飛び出る感じ。

ワタシの好みは「美しく見せる」なので、ビスの頭がこんもり飛び出る「鍋」にすることにしました。
さらに、「プラスじゃなくマイナスが好み」だと工務店さんに伝えたところ、「このサイズで鍋頭がマイナスの木ネジはあまりない」とのことだったので、自分で探してみることにしましてね。

工務店さんから指定されたのは「軸径4mm程度、長さ50mm以上、個数30個以上必要」。これをネットで検索すると、頭については鍋はあるけどプラスしかない、50mm以上の長さというのもネックでなかなか見つかりません。
全ての条件をクリアするたったひとつがやっと見つかったんですが、それは20本入りで数千円する、お高い真鍮製のものでした。

見える部分は頭だけ。9割ほぼ埋め込まれて見えなくなるネジにそこまで出すのか?って感じですが、実は、階段の手すりというのはそのまま柵に繋がっているデザインで、特別に作ってもらったものなんですね。柵を床にとめる部分がそのまま見えるので、ネジにもちょっとこだわりたいワケです。

ちょっとしたことなんですが、今までもその「ちょっとした部分」にこだわってきたので、工務店さんもワタシに聞いてくれたんだと思います。

で、家族と相談した結果

買いました。2袋。
工務店さんに報告したところ、値段に驚き「失敗しないように取り付けます」と、1本のミスも許されないと思ったようですね。
なんだか申し訳ない気がしますが、大事な部分なのでお願いしたいと思います。

ブラック系カラーの柵と手すりに、真鍮のネジがつくことになります。
来週には取り付けられるそうで、どんな仕上がりになるのか今からワクワクしますが、しばらくはより質素な生活になりそうです。

みなさまのご支援に感謝します。