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『アートな部屋』を創る仕事

ワタシは絵描きですが、最近はワークショップの他にアート的要素を加えたインテリアのコーディネイトみたいな、人様のお宅のお部屋カスタマイズをさせてもらっていて、noteでは「2部屋の壁紙を塗り替えて縦型ブラインドを取り付けた」ところまでご紹介していました。

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一気に作業が出来ないことからここから少しずつ手を加えていまして、先日は窓に目隠しフィルムを貼りましたよ。

お隣のお宅との距離が近く、互いが丸見えになってしまう位置に窓があるんですね。
こういう場合は「カーテンやブラインドを取り付けて見えないようにする」っていうのが普通だと思うんですけど、パンの製作場にある窓のためカーテン等は邪魔になってしまうことから、フィルムを貼ることにしたわけです。
ところが、窓用のフィルムっていうのはとにかく種類がありましてね。
色味、柄などの見た目以外に、遮熱・断熱効果や紫外線カットなどの機能面も重要ですし、窓の形状によって貼れる貼れないなんかもあるので「どれがベストか?」と調べまくりました。

で、様々な条件をクリアしたものがやっと見つかりましたよ。
それが、『貼ってはがせる目隠しシート-ezsheet-』。

粘着素材を使用していない貼ってはがせる(のり残り無し)タイプで、作業も『施工液を窓とフィルムにスプレーしてガラス面にフィルムを乗せ、ヘラで接着面の水と空気を押し出して圧着させればOK』っていう、さほど難しくなく出来るレベルのものです。
フィルム貼りで一番厄介なのはフィルムをカットする作業なんですけど、このezsheet はオーダーサイズでカットしてくれるので、自分で切る必要がないんですよ。
だから、作業はより簡単。

とはいえ、お部屋の雰囲気に合う柄じゃないと話にならないわけですが、ezsheetシリーズの中でたまたまいい感じのデザインが見つかったので、窓のサイズを測ってオーダーしまして

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いざ、フィルム貼りスタートです。

作業の際は水で周囲が濡れるのでしっかり養生して、まずは窓をキレイに掃除します。
次に、施工液を窓とフィルムにたっぷりスプレーし、ガラス面にフィルムを乗せて、接着面の水と空気が残らないようにフィルムの上からしっかり押し出して圧着させます。

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フィルムは窓のサイズにカットされているので切る必要はありませんから、表面の水分を拭き取れば完成です。

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これで、お隣とも目が合いませんね。
視線が気にならなくなる上に、光はちゃんと入って窓辺はスッキリ、っていう仕上がりになりました。
言うまでもありませんけど、今回もウチのボスが頑張ってくれまして、ワタシは現場監督で口だけ出してましたよ。

後日、今度は工務店さんに入ってもらい、プラムピンクに塗り替えた和室の畳をフローリングにチェンジ。

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床材のカラーはホワイト系にしたかったんですけど、ミルキーな色味だと可愛くなりすぎちゃうので、木目がハッキリしているホワイトオーク柄をチョイスしました。

壁と床が整ったので、次はいろんなアイテムを揃えていくんですけど、欲しいものが入荷待ちだったりして、作業工程を見直しながら進めているところです。
「今年中には完了させたい」くらいの、長いスパンでの計画なので、じっくりと吟味しながら素敵な空間を創り上げたいと思います。

続き→「『アートな部屋』の途中経過

みなさまのご支援に感謝します。