見出し画像

ハッピーターンのレアハート

「こんなことあるのか!?」と、久しぶりに驚いたレアな出来事がハッピーターンによってもたらされるとは、思ってもみませんでした。
1週間のシメ的金曜の夜をダラダラと過ごすために、お菓子をポリポリしながら「チコちゃん」を見ようと、ハッピーターンの袋を開けてつまみ用の器にザッと入れたんですね。

画像1

1番の目的はNHKの「チコちゃん」を見ることなので、お菓子なんてオマケみたいなもんです。
適当に開けて適当に食べる、目がテレビに向いたまま手はお菓子に伸びる、っていう典型的な「ながら食い」ですからね。
ワタシの場合、1袋は食べられないので「器に入れる」という動作が入るんですけど、こぼれないように器に入れたいのでその時だけはちゃんとお菓子を見るわけです。
ハッピーターンは細長いので、出方によっては勢いがついて外に飛び出ちゃうので、そこは慎重にゆっくりと袋を傾けて徐々にゆすってサ〜ッと出します。
その時ですよ。
いきなり目に飛び込んできたのが丸っぽい形だったもんで、なんじゃこりゃ?と手が止まりましてね。

このハッピーターンは「ラッキーアイテムとしてハートハッピーが入っているかも!?」っていう、個包装じゃない食べ切りタイプのもの。
メーカーの意図は「ハッピーターンの名前の通り、ハッピーな幸せなお菓子の代表選手としてお客様に喜んでもらえたらいいなという遊び心」だそうですが、今回いきなり出てきたのがハート型2個ですよ。
この一瞬で「お!」とハッピー気分は上々、そんでもって「まだあったりして〜」ってな具合に試しに全部出してみたら5個も見つかって大仰天するっていう、亀田製菓の目論見どおりの展開になりましてね。

画像2

普通に興奮して「ハッピーターン、ハート、確率」を調べてみたら、ハートが1個入っている確率は100分の1、5個だと100億分の1らしいですからね、そりゃ驚くってもんです。

「すげ〜〜〜〜〜〜〜〜」

こんなことってある?と、宝くじでも当たった気分になっちゃって大興奮ですよ。

でもね、人間てヤツは、素直な喜びの後「これが本当に宝くじだったらいいのに」とか思っちゃうわけです。激レアな出来事が自分に起きたっていうことがすごいことなのに、欲が出るわけだ。
「これで運を使い果たしたんじゃないか」とか余計なことも考えたりしてね。

もうね、ハッピーハートが見つかった途端「チコちゃん」そっちのけでググりまくりですよ。
確率は?
5個は他にもいる?
最高個数は?
みたいな。

まさしく、煩悩。

で、ツイートしてみたり、FBにあげてみたりして反応を見て他にも何か情報がないか探る、みたいなことをするんです。
これってどれくらいすごい事なのか?を確認したいんですよ。

煩悩でしかないね。

冷静に振り返ってみると「調べてどうすんだ?」って思うし、ハートが5個も出ちゃうと煩悩が生まれるもんなんだと確認出来た、って感じですかね。
1〜2個ならハッピーなんでしょう、たぶん。
宝くじだって、3000円なら「ラッキ〜」程度、1万当たると「波が来てる」と期待して、10万当たると「惜しい!次こそ!」って欲が増すでしょ、たぶん。

亀田製菓さん、人がハッピーな気持ちになるのは1袋2個までだと思います。あなたの遊び心が人の心をもてあそぶ結果にならないように、心から祈っています。

みなさまのご支援に感謝します。