見出し画像

腹の具合

最近、どうも胃腸の具合が思わしくなく、いつも下腹がザワザワ、尻の穴がヒクヒクして落ち着かないんですね。
変なものを食べたとか、冷えたとか、そういうんじゃなくて季節の変わり目によく起きる、ワタシにとっては定期的な自然現象なんですが、普通に困ります。

漢字の偏「にくづき(月)」は、カラダに関する文字を表す時に使われますね。
“月” 偏に “要” と書く「腰」は、その字の通りカラダの要のことなので、腰を痛めるとカラダが動けなくなります。
では「腹」はどうでしょう?

腹とは普通 “胴体の下半部” を指しますが、日本語の「腹」は「腹を探る」のように心の内の考え方を表したり、「腹が立つ」のように気持ちや感情を表す精神的な意味もあります。「腹をくくる」は、覚悟を決めるという気力を表していますしね。
普通に辞書で調べても、「心の中、考え、物事の中央部分」という文言があるので、腹は “心の内にある大事な部分” と言えそうです。
(ちなみに、「复」は “重ねる” という意味の部首として用いられていて、肉体の中で最も多くの器官が重なり合っている所、ということだそうですよ。)

その “心の内にある大事な部分” が不調なんですから、「カラダは動くけれどもなんだかな〜」ってやつですよ。
土用の期間(今年は4/17〜5/5)になると、ワタシの意思とは関係なく自然にカラダが調整に入ってしまうようで、何かしらいつもと違う様子になります。
今回は「腹」にきているので、“内にある何かしら” を整えているんでしょうね。

なんでもいいので、早く整って欲しい。

みなさまのご支援に感謝します。