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絵を描くということ

砂曼荼羅というものを知ってから曼荼羅に興味が湧き、描いてみたいと思うようになりました。
砂曼荼羅は出来上がったら跡形もなく消してしまうので、残すことは出来ません。仕上げるまでの過程が修行であって、出来上がったものが重要ではないのです。
ワタシが描くのはマンダラアートで模様を施しただけのものですが、確かに描いている間は「無になる」っていう感じですね。ひたすら同じ形を描き続けるということ、尚且つ美しい線で描くことに集中します。

写真の作品は今から2年前のもので、マンダラアート第1作目です。
中心から描き進めていったら予定外に大きくなってしまったんですがね、完成図を決めないで制作していく過程がとても面白かったです。

ワタシの場合、頭で考えて構図を作ったり、ひねりを出して演出してしまうところがあるのが反省点で、そこを感覚で伸びやかに描けるようになれれば人を瞬時に惹きつけるような魅力ある絵になるんじゃないかとは思うんですが、そこはまだもう少し修行がいるようです。

細かいだけじゃダメ。何かこう、人の感性に響くような、ダイナミックであったりインパクトのある作品を制作したいと思うのです。
来年の制作に向けて、頭と心を整理整頓して今年は終わりたいと思います。

みなさまのご支援に感謝します。