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最高記録更新

最高気温が40度を超えるっていう、各地でものすごい暑さを記録していますね。
今年の7月1日から、「熱中症警戒アラート」という情報が試験的に提供されています。
熱中症警戒アラートは、環境省と気象庁が共同で発表するもので、〈暑さ指数(WBGT)〉と呼ばれる指標が、翌日または当日に「33」を超えることが予想される場合に出されます。
「暑さ指数」とは、熱中症の予防を目的にアメリカで50年以上前に提案された指標で、「気温・湿度・輻射熱」の3つをもとに算出します。
その際の比率は「1(気温):7(湿度):2(輻射熱)」で、単に気温が高ければ出るというものではなく、湿度が人体に与える影響を強く加味している、ということのようです。

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環境省の熱中症予防情報サイトでは、この暑さ指数が「28」を超えると熱中症患者が急激に増加する、と説明していますけど、ちなみに今日はこんな感じで

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全国的に暑さ指数が「30」を超える日がまだまだ続くらしいので、マジで注意しましょう。

ってことで、我が家も室温の最高値を叩き出しましたよ。
昨日は用事があり日中留守にしていまして、夕方帰宅して部屋に入ると室温が38度で驚きました。
速攻エアコンをつけたんですけどなかなか温度が下がらず、せっかくシャワーを浴びても汗がダラダラ流れる状態でしてね。
西日がガンガン当たるトイレなんて、40度超えてましたから

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高熱でうなされるレベルですよ。

エアコンがきかないくらい建物自体があったまってしまったんでしょう、リビングの室温が30度を下まわったのは、20:00過ぎてからでした。

これが、昨年まで住んでいた昭和な家だったら…と考えるだけでゾッとしますし、まさに「危険な暑さ」を身に染みて感じたはずに違いありませんからね。

こんなヤバイ夏でも「エアコンは体に悪い」という刷り込みのある母(75)は、こっちが心配するくらいエアコンを使用しないで過ごすんですけど、昨日はさすがにつけていたようで、死んでいなくて本当に良かったと思います。
就寝中なんて更に「寝ている体にエアコンは絶対に良くない」と言って、扇風機のタイマーをかけて寝るというのがテッパンみたいですから、すっかり悪者になってしまっているエアコンの印象を正すことからやらないといけないようです。
母がなぜ「エアコンは体に悪い」と考えるのか?というと、長年勤めていた会社の事務所が夏場は常にキンキンに冷えていたことから、「体が冷え、鼻が乾燥して、体調がおかしくなる」ってことから刷り込まれていますから、「エアコンは室温を下げるために使う家電であり、体調を良い状態に保つために必要不可欠な夏の必須アイテムである」という認識に変える必要があります。
しかも、「冷房は冷えすぎるから、除湿にして温度設定高めが良い」とか言って、全然涼しくないまま閉めっきりの部屋で結局汗かいてる、みたいなことをするので、「冷房は体をダメにする」と本気で思っているみたいなんですよ。
エアコンを使わない事を良しとする風潮がありましたから仕方がないんですけど、上手に使えば良いだけですからね。

熱帯夜を快適に過ごすためにエアコンを活用するテクニックとしては

1. タイマーは使わず、朝までつけておく
2. 就寝中体が冷えないように、パジャマは長袖・長ズボンにする
3. 就寝1時間前には低めの温度に設定しておいて、寝る時に設定温度を上げる
4. ヒンヤリ気持ちの良い冷感寝具とエアコンを併用する
5. エアコンをつける前に換気をしてから睡眠に入る(きれいな空気を保つため)

これがポイントだそうですよ。
母はエアコンを使っていないので、これらはひとつもやっていませんから、快眠であるはずがありません。
冷感寝具は使っているんですけど、それだけでなんとかなると思ってますから、ここは正しい知識として認知してもらいたいところです。

ただ、今回エアコンをつけようと思ったのはさすがに暑すぎるからなんですけど、よくよく聞いてみると「テレビのニュースで、エアコンをつけて部屋を涼しくしましょう、って言ってたから」だそうですよ。
ワタシがあれだけ言ってもつけなかったのにテレビの言うことはあっさり聞くんかいと、なんだか拍子抜けしましたけど、エアコンを上手に使ってくれるならなんでもいいです。
高齢者は「テレビから情報を得る」のがほとんどでしょうから、とても影響力があるので、良い情報を上手に発信してもらいたいと思います。

みなさまのご支援に感謝します。