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サブタイトル

天気予報で肩透かしを食った、なんて話を昨日書きましたけど、その続きです。
3日間たっぷりと家の中で過ごすことになるであろうと予測して、DVDを借りたことまでは昨日のお話。何を観たのか、が今日のお話です。

買い出しに行って引きこもりの用意が整い、風呂に入って食事も済ませ、DVD鑑賞の準備も万端。さぁ、コレから積もるであろう雪で(結局積もりませんでしたけど)まったりと過ごすスタートにふさわしいモノとして選んだのは、『銀魂2』。
実写版銀魂の前評判の高さに劇場まで観に行きまして、大笑いしたもんでね。『2』が公開された時点で “絶対に観るもの〜 ワタシだけのチョイス〜” に即エントリーですよ。その中から、どっぷり浸かって集中して観られるであろう今回に『銀魂2』がめでたく選ばれたワケです。

映画の予告編でどんな感じかを知っていたのでそれはそれは楽しみで、約2時間を満喫したらすぐ寝られるよう布団を敷き、飲み物を入れ、テレビの前にどっかりと座り、もう頭の中は銀魂ワールドです。携帯の電源も切り、外の音も静か。おそらく雪が積もり始めているんだろうと(全然積もりませんでしたけど)集中出来る環境が揃ったことに感謝して、再生ボタンを押しました。

主人公坂田銀時(小栗旬)、神楽(橋本環奈)、土方十四郎(柳楽優弥)などお馴染みのキャラに加え出てきたのが、松平片栗虎(堤真一)。いやいや待ってました、と言わんばかりのスタートですよ。
銀魂の原作を読んだことはなく、息子が見ていたアニメを知っていた程度なので、ストーリーについては全くの無知。知らないからこそ新鮮で楽しめるっていうやつです。
のっけからちょっと違う雰囲気に「お〜、こんな感じなのか」と疑いもせず見入るワケですが、少ししてなんだか様子がおかしいことに気付きます。なぜ松平片栗虎がナビゲーターみたいにちょいちょい出てくるのか?と。
(ここでお気付きの方もいるでしょうが、今はスルーしてください。)
志村新八(菅田将輝)は出てこないし、平賀源外(ムロツヨシ)の匂いもしない。出演するはずの伊藤鴨太郎(三浦春馬)も河上万斉(窪田正孝)も、出てくる気配がない。そもそもストーリーがおかしい。眠れない神楽とか、禁煙しなきゃいけない土方とか、歯医者に行く銀時と土方とか、3部作だし。話が分かれる時点でおかしいと思うのが普通でしょうけど、コレも構成なのか?と疑わず最後まで観てそのままエンドロールになりましてね。
は?何コレ?
もう頭はパニックですよ。パッケージには確かに『銀魂2』って書いてあったし、「新作だけど7泊8日」だし、棚上部のモニターには映画の予告編流れてたしね。
エンドロールも終わりスタート画面になった時、真実が明らかになりました。

『銀魂2-世にも奇妙な銀魂ちゃん-』dTVオリジナルドラマ、ですって。

ワタシが観たいのは、こっち。『銀魂2-掟は破るためにこそある-』

サブタイトルなんか見ないよね。“銀魂2” は映画しかないと思ってるしね。まさかドラマバージョンがあるなんてね。ババアは気づかんよ、フォント(字体)を変えてもらわないと。
新たに “映画銀魂2”の1枚を借りるために400円を払わなきゃならんのか?と、間違えたんで返品交換してもらえんだろうか?と、スタート画面を見つめながら本気で思うのでした。

みなさまのご支援に感謝します。