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職人さんたち

詳細の確認と変更事項など、急遽打ち合わせを行うことになり現場(建築中の家)に行って来ました。
前回の打ち合わせでは、職人さんが5人いらっしゃっているのを知らずにうっかり手ブラで行き、とても申し訳ないことをしてしまったので、今回はしっかり差し入れを持参して向かいました。
昨日は職人さんは3人、タイミングよく休憩時間に入ったところだったので、「よかったらどうぞ」と栄養ドリンク10本をお渡しすると「お〜、早速いただきま〜す」と一気飲みされていたので、前回のリベンジが出来た気になり勝手に安堵しました。

休憩されている隣のスペースをお借りして、担当者さんと打ち合わせをしようと準備していると、フワッとコーヒーのいい香りがしてきましてね。
どなたかがコーヒーを飲まれているんだな〜と思ったら「すげえな、それで飲むの?」と声が聞こえたので振り返ると、コーヒーミルを回している職人さんの姿が。
そこには「え?そこから?」と思わず突っ込んでしまうくらい驚きの光景が広がっていました。
おしゃれなブリキ缶に入ったコーヒー豆、コンパクトなコーヒーミルにアウトドア用コーヒードリッパー、ムーミン柄の缶にはスティックシュガーが入れられ、クリーミングパウダーとスプーンまで、全て揃ったオリジナルセットを持参されていたんですよ。
「すげ〜〜〜」と、ワタシも思わず叫んでしまいました。
すると、「どうぞ」とコーヒーをご馳走してくださいましてね。
担当者さんとワタシを含め全員にいれてくださったので、打ち合わせを後回しにして職人さんに交じって休むっていう、いきなり休憩タイムとなりました。
更に「これもどうぞ」と担当者さんからお菓子までいただいちゃって、立派なコーヒーブレイクですよ。
「ワタシ、何しに来たんでしょうね」と言いつつ、しっかりとコーヒーを味わいゆっくりとくつろいでしまいました。
で、自己紹介がてら自分の仕事のお話をして、「どうぞよろしく。ご依頼承ります」とちゃっかり宣伝なんかもしたりして。
ホント、何しに行ったんでしょう。
しかも、話の中で大工の棟梁がワタシの高校時代の同級生だと判明するミラクル。
「マジですか?誰とつるんでました?」みたいな確認から、接点がまるでなかった同級生だとわかりほぼ「初めまして」の状態でしたが、なんだか親近感が湧き話が膨らんで「こんなことあるんだね〜」と、場が一気に盛り上がるっていうね。

せっかくのくつろぎタイムを見事に邪魔したあと、本来の目的である打ち合わせに入ったんですが、「差し入れしてよかったのか?これは正解なのか?」と自問自答しながら、なんとなく反省しました。
打ち合わせは順調で、実際にシミュレーションしながらサイズ等を決定したので、これから細部に取り掛かっていきます。

付き始めた階段は、同級生の棟梁によるものでした。
最後の最後までお世話になる職人さんたち、担当者さんに感謝です。

みなさまのご支援に感謝します。