7月28日 市場サマリー
アジア
ドル下落/米国債利回上昇/アジア株価上昇
FRBタカ派弱まる
中国株式市場は、共産党中央政治局会議を控え、横ばいで引けた。政策に関心が集ま っている。
年内に共産党大会を控えていることもあり、市場関係者は国内政策に注目している。 中国は今後5年間、「不均衡かつ不十分な発展」を巡る問題に取り組むことに集中し なければならないと、中国の習近平国家主席が26日、閣僚らに対して述べた
欧州
ドル上昇/国債利回り低下/株価横ばい
BOEの政策金利をどの程度引き上げるか注目が集まっている
来週のMPCで高いインフレ率への戦いを強化すると予想される」とし、 「国内の物価上昇圧力が緩和される兆しがなければ、MPCは今後の会合で50ベーシス ポイントの利上げを示唆する可能性がある」との見方を示す
米GDP速報値が予想に反して 前期比で減り、個人消費の伸び率がこの2年間で最も小さかったことで景気後退への懸念 が高まりリスクオンにならなかった。
リセッションを背景に利回りは下落
FRBは前日まで2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、2回連 続で75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。40年ぶりの物価高に対応するため 「断続的な利上げ」は適切としながらも、経済減速の兆候が見られるとの認識を示した。
NYC
ドル下落/国債利回り横ばい/米株価上昇
四半期の米国内総生産(GDP)が2四半期連続で縮小したことを受け、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを続けるという観測が後退した。
FRBが今後12カ月のある時点で政策転換し、利下げを余儀なくされるのではないかという市場の見方が広まった。
金上昇,,,安全資産に流動性が移った
前日に発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計で、原油在庫の大幅な取り崩しが明らかになったことを受け需給引き締まり観測が広がり、朝方はプラス圏で推移する場面もあった。ドイツの業者が27日、ロシアからのガス供給量が最大能力の2割に減少したと報告、供給不安が高まっていたことも相場の支援材料。
市場のまとめ
とてもセンシティブな状態へ
中国は共産党中央政治局会議に注目が集まる
BOEの政策金利に注目
GDPの結果によりリセッションへ
米政策金利やむおえず利下げになるか
明日の経済指標
ユーロフランスのフラッシュGDP
ユーロCPIフラッシュ推定
ユーロコアCPIフラッシュ見積もり
CADGDP
米ドルコア PCE 価格指数
米ドルUoM消費者感情
米ドル改訂されたUoMインフレ期待
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