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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station 124『ドラフト候補分析!常廣羽也投手(青山学院大)』

 ドラフト候補分析3人目は、青山学院大の常廣投手です。
 
 この投手も10点をつけた選手です。
 
 180cm73kg 右投げ右打ち MAX155km フォーク・カーブ・チェンジ・スライダー 大分舞鶴出身の投手です。
 
 この投手の情報はこちらからご覧下さい。

https://draft-repo.com/blog-entry-5180.html

 
私が野球太郎で紹介した分析内容はこちらです。
 
 投球側の腕の振りが素晴らしい。長いリーチをムチのように思う存分使いこなしている。大きい腕の振り、とはこのようなフォームのことだろう。ややアウトステップで投げるが、骨盤もグローブ側も開いていないので何ら問題ない。これが彼の投げ易さだろう。肘の上りが怪しいところがあるがその後の胸の張りからリリースが素晴らしく遠いリリースで投げられる。
 
 大学での成績ですが、
 
     試合  勝敗  回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 
   20春:         開催中止           二部
   20秋:         登板無し           二部
   21春: 6  0勝0敗  7.1  3   6     4        6  7.36
   21秋:         登板無し
   22春: 4  0勝0敗   9  4  7  4   2  2.00
   22秋: 8  2勝1敗    30.1  15  29   7   1  0.30(2位)
   23春: 6  3勝0敗    31.1  26  27    13  5  1.44(5位)
   一部: 24   5勝1敗    78  48  69    28   14  1.62
          被安打率5.54 奪三振率7.96 四死球率3.23

 【 全国大会 】
   23選    回数 被安 奪三 四死 自責 
   中部学 先   6  3  9  0  0 153㌔(神宮) ○
   明治大 先   9  7  10  2  0 151㌔(神宮) ○封
          15  10  19  2  0 防0.00
      被安打率6.00 奪三振率11.40 四死球率1.20
   ※ 23選:MVP 23選:最優秀投手

 【 国際大会 】
   23日米   回数 被安 奪三 四死 自責 
   第3戦 先  5.2  3  7  2  1 ●
   第4戦     1    0  2  0  0
   第5戦     1    0  2  1  0
          7.2  3   11  3  1 防1.17
      被安打率3.52 奪三振率12.91 四死球率3.52
 
 大学では3年秋より主戦で登板し始めた投手です。
 
 特徴ですが、被安打率が低い、ということです。
 
 150km/hの球速は出ますが、ものすごく速い訳でもありません。
 
 それでも被安打率が低いということは、コントロールが非常に良いか、捕手の配球が良かったのか?ということが予想されます。
 
 ただ捕手の配球が良かったとしても、そこに投げ切れるコントロールがやはり良かったのだろうと考えられます。
 
 その辺も踏まえて彼の投球フォームをチェックしていきたいと思います。
 

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