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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station111『ヤクルト内山選手のホームタッチ』(778文字、動画13分11秒)

 今回はタッチについて面白い動画がありましたので、タッチについて解説したいと思います。
 
 まずはこの動画をご覧下さい。 


 これはヤクルトスワローズの内山壮太捕手が外野からの返球をホームでタッチした時の動画です。
 
 通常、このようなタッチをする捕手はほとんどいません。
 
 なので、『なんだ!この動きは!』『すごいセンスだ!』というようなコメントが多く上がっていたのですが、これは内野手からすると通常の動きになります。
 
 内山選手は星稜高校時代2年生次にショートを守っています。

 

  だから内山選手はこのようなタッチの仕方ができたのではないかと思います。
 
 当たり前ですが、送球が良ければ更に早くタッチができます。

 しかし、このように捕手から見て右に逸れた送球の場合、良く見られるタッチは、捕球して反時計回りに回転してタッチする、という場合です。
 

 この場合、捕球してから体を動かしタッチにいかないといけないため、非常に時間がかかってしまいます。
 
 なので、内山選手のように、右に逸れた場合、ボールの勢いをそのままに時計回りに回転してタッチした方が早くタッチができます。
 

 ショートやセカンドを守っていて、セカンドベースに送球がくるときに、左右どっちに逸れるかで回転する方向を変えます。
 
 これはショートを守っていた内山選手だからこそできたプレーではないかと考えています。
 
 今回、タッチのタイムなども測定していますので、そこも踏まえて解説していきたいと思います。

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