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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station98『ラプソード測定で変化量が改善した中学3年生』(949文字、動画16分23秒)

 今回は、ラプソードの話になります。
 

 
 ラプソードはもうご存じの方が多いかと思います。
 
 ボールの回転数や回転効率、変化量などを測定できる機器であります。

  現在私たちはRe🥎Pitchというラプソード測定のチームを作っています。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100084797004171

https://www.instagram.com/re__pitch/

 大学や高校へ、ラプソードの測定に行き、測定はもちろん、その後のフィードバックシートや解説シートを作成し、今後の投手の育成に活かして頂くというサービスです。
 
 ラプソードは本当に素晴らしい機器で、これを用いて測定のみならず、どう指導していくかが重要になります。
 
 Baseball-Station筑後でも、このラプソードの測定、指導を行っており、この前某私学に進学が決まっている中学生が測定・指導にきました。
 
 変化球の球種はスライダーとカーブ。
 
 ここで必ず選手に聞くことがあるのですが、それはどういう変化をイメージしているか?です。
 
 この選手の場合、スライダーは横に曲がりながら少し落ちる、というイメージでした。
 
 しかし回転の質を見ると、スライダー、カーブ共にジャイロ回転で、下への変化がありますが、横の変化はほとんどない状況でした。

指導前のデータ

 スライダーとカーブの違いは球速程度でした。
 
 そこで、どういう回転をすればどう変化するのか?という指導を行いました。
 
 そして指導後にラプソードでもう一度測定すると、なんとスライダーに横の変化が!
 
 カーブも横縦共に変化が変っていました。

 回転をどうかければどう変化するのか?まずはその理解が最初となります。
 
 そしてそのイメージ通りに変化させることができるのか?
 
 これはもうその選手の感覚になります。
 
 今回指導した中学生は非常に感覚が良かったのでしょう。
 
 直ぐにこれだけ変化が見られるのはそういません。
 
 では今回どのような指導をして変化が生じたのか?
 
 これをお伝えしたいと思います。
 

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