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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station99『投球による重心移動について~突っ込まないためには~』(807文字、動画13分00秒)

 今回は投球動作における重心移動の話をしたいと思います。
 
 いわゆる『突っ込む』という動作ですが、言葉は良く耳にしても、動作的にどのようなことを突っ込むというのか?理解できていない選手は多いです。
 
 ですので、まずはどのような動作が『突っ込む』なのか?を説明させて頂きます。
 
 まずこの動画をご覧下さい。
 

 
 この動画は突っ込んでいる動作なのですが、何を持って突っ込んでいるかと言うと、踏み出し足が着地する直前までに、お尻と背中の位置関係で、お尻の上に背中がきている動作のことを突っ込んでいると私は定義付けています。
 
 次の動画は突っ込んでいない動作なのですが、この動画を見て下さい。
 

 
 この動画は、踏み出し足が着地する直前まで、お尻と背中の位置関係(この動画の場合お腹側からなので、おへそと胸の位置関係になります)で、お尻より背中の方が後ろに位置しているのが分かると思います。
 
 このような動作を『溜めることができている』『突っ込んでない』『粘りがある』などと表現しているのではないかと思います。
 
 ではなぜ突っ込んでしまうのか?ですが、単純なタイミング的なことだけではなく、重心移動を速くしたい、という気持ちの面も大きく関与していると思います。
 
 重心移動のポイントは速く前に進むこと、があります。
 
 重心移動は助走と同じですから、速い方が球速に影響します。
 
 ですからどうしても前へ、前へ、という意識が強過ぎて、上半身も前に進んでしまう、ということが生じてしまいます。
 
 これは先程説明した『突っ込む』という動作に繋がってしまうのです。
 
 そこで今回、この『突っ込む』と言う動作に対するドリルを紹介したいと思います。
 
 選手自身、指導者の方々の参考になればと思います。
 

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