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新しい授業をつくってみた話②

「企画の授業」のお試し第2回目をやってみました。

お題は、

幼稚園児だけが入れる
新しい公園が出来ました。
そこにあったらいいと思う
新しい遊具のアイデアを考えてください。

というもの。

これを「10分考えて発表する」を2セットやってみる。

目的は、

・幼稚園児の気持ちを考える
・アイデアを拡散する
・イメージを絵に落とし込む
・自分の意見をしっかり説明する

に設定しました。

で、やろうとしたその瞬間、、、


娘「先生!質問があります!」

自分「はい、なんでしょうか?」

娘「幼稚園児だけだと、危ないと思います。親もいたほうがいいと思います。」

自分「たしかに…」

ということで、いきなり問題修正。
近くに親はいていいことになりました笑

そして、企画スタート!

たのしそうに、色々なアイデアのラフ絵を
無地の紙に書いていきます。

今回出てきたアイデアで面白かったものは、
「いろんな番号が書かれているトランポリンを順番に飛び跳ねて渡っていく公園」というアイデア。

画像1
画像2

けれど、8歳の娘が出したそのアイデアに、
6歳の息子が「トランポリンの間に落ちたら危ないよ」と指摘。

ほんとだ、、、

ということで、

「じゃあ、それを解決するには
 どうすればいいかな?」

と問いかけたところから

娘から「トランポリンの間も全部トランポリンにしたらいいよね!」

とアイデアが出てきて、

公園全部がトランポリンになっていて、
さらにその上にトランポリンがある
その名も「ぼよんぼよんドーム」
という名前の公園になりました。

この、人のアイデアにツッコミをいれて、
よりよいアイデアにしていくプロセスは
アイデアを膨らませる上で
とても大切だなと思い

「ここが気になるカード」と
「ここをこうしたらいいかもカード」という
人の発表が終わった直後に使えるミニフラッグを
今後に向けてつくってみようと思いました。

そして今日、
一番いいアイデアだな、と思ったのは、

「砂場でつくった作品を、持ち帰れる公園。」

砂に、固める液体をかけることで、作ったものが固まって、もちかえることができるんだとか。

なるほど、子どもからしたら、砂場で一生懸命つくった山だったり、お城だったり、車だったりって、家に持って帰りたいんだ!、という、その素直な気持ちにすごい共感してしまい、そんな砂場があったら絶対に楽しいだろうな、大人ではなかなか思いつかない、子どもらしい素晴らしいアイデアだな、と思ってしまいました。

その後も、アイデア発表は大盛りあがり。
どうしても、どこかにある正解を探してしまう時代に、自分の意見を、しっかりと堂々と語る。

そして、キラキラした目で語る子どものアイデアを、おとながゆっくりと聞いて、受けとめてあげる。

とても大切な時間を過ごすことが出来た気がしました。

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