見出し画像

御射宮司

御射宮司

ミシャグジともミサグチともオシャモジとも言われ、また、当てられる漢字は御作神・御左口神、石神、御社宮司、射軍神、赤口神、宿神、お杓文字・・と様々。
“謎の神”なのだそうです。
タケミナカタノカミとも繋がっていることから諏訪大社とも深い。
ミシャグジは憑神であり、大祝でアラヒトガミ。
つまり生き神で諏訪社の頂点に位置した神職・・
考えてもみれば、まさに陰陽です。

でも、タケミナカタは古事記で創作された神(笑

自然の造形や現象そのものを神として扱う縄文時代の原初的なアニミズムが残存した神だと多くの界隈の学者は主張しているが、いろいろな絡みの中にあっても、まさに日本ならではというものですね。
この社も大体注目されているものでもなく、気にもしなければ見つけることさえないようなひっそり佇んでいるけれど、実はこういう狭間な場所がとても重要と考えるのが我々なのかもしれない。

いや、こんな小さく、見つけづらいところに賽銭泥棒が入ってくるということも驚きなのだが・・社の屋根にウェブカメラが設置され防犯対策。
本当に世知辛い。
お賽銭を入れておいたけれど、どうか盗まないようにしてくださいね。
※本当に困っていて何かの足しになって誰かが助かったなんてことならちょっといいなとは思いますが、多分この時代にそんなことはない気がします・・これまた悲しいというか淋しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?