高速での出来事_sayo
1970年 昭和45年 6月5日 (金)19:00
サヨ-35歳の頃の出来事
[ 高速での出来事 ]
出来たばかりの阪神高速を使い小さな軽自動車で
大阪の万博へ行った時の高速での出来事を書いておきます。
[ 大阪へ ]
3時間ほどで行ける大阪、大変な事になる所だった、
その日は私と母親と父さんと息子とお腹の子5人で
万博の開園に間に合わせるため午前3:00頃に大阪へ出発しました、
朝、助手席に乗り込んだ息子の様子がちょっとおかしく感じましたが気にしず出発しました。
[上を見上げたまま]
高速を走ること1時間ほどたったころ 助手席で天井を見上げたままの息子、
どうしたの?と声をかけるも返事はなく
天井に手を伸ばし何かをつかもうとしている様子でした。
父さんが名前を呼んでも返事はなく、
息子が手を伸ばし体が扉へもたれかかった瞬間、
車のドアが開き息子の上半身が車の外に投げ出されました、
[車のドアが空き]
とっさに運転しながら父さんが腕をつかみ高速の路肩で止まりました、
もし、腕をつかみ損ねていたら息子は車から落ちてどうなっていたか考えるだけで怖くなりました。
父さんが「何があった?」と息子に効くと
車の中から天井が透けて空の星がつかめそうだったというのです。
「そか~つかめそうだったか~」
と何かを分かったかのように笑っていました。
私は、
「またバカな事をいって、死んでいたかもしれないんだよ!」
と怒ってしまいました。
何かあるといけないという事で大阪までゆっくり移動しました。
この子には、
何か霊の様な物が付いているのではないか?と思ってしまうほど色々な事が立て続けに起こり目をはなせないようになっていました。
今思えば、この頃から始まっていたのかもしれません。
つづく。
[ 青の日記帳 / エンディングノート]
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