これからiOSアプリ開発を始める方へ

iOSアプリの開発をするようになってかれこれ5年くらいが経とうとしています。プログラミングにも慣れ、仕事もだいぶ早くこなせるようになり、今となっては仕事だけでなく趣味でも作るようになってしまうくらい好きになりました。

一方、アプリ開発はやってみると最初はわからないことだらけで、私も結構苦労した覚えがあります。特にiOSのバージョンはほぼ1年ごとにアップデートされ、それと同時に開発ツール(Xcode)やプログラミング言語(Swift)のバージョンアップも行われるので、新しい仕様を覚えるのが大変だったりします。ネット記事や書籍の情報もすぐ古くなり、1年経ったらせっかく覚えたことが使えなくなってる、なんてこともざらにあります。事実、SwiftUIの登場で画面作成の仕方が根本的に変わり、1から学び直すこととなりました。

そんな中でも開発はより便利になり、アプリを作るスピードは以前よりも速くなってきています。特にiOS13から「Codable」や「SwiftUI」という仕組みが導入され、コーディング量を一段と減らせる仕組みが登場しました。これからiOSアプリの開発を覚えようとしている方にとっては、今はなかなか良いタイミングなのでは、と思います。

ただ、そんな便利な機能も登場して日も浅いため、まだまだ情報量が少ないと言わざるを得ません。CodableやSwiftUIについて詳しい説明が載っている書籍を探しても、現時点ではほんの数冊しかないと思われます。実際の仕事現場でまだ導入していない、という会社さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、今までの自分の知見をまとめる意味も込めてはいるのですが、これからiOSアプリ開発をがんばってみようと思っている方に向けて、最新の機能を使いながら効率よく開発するにはどうすればよいのかを記事にしていこうと思います。Swiftの文法を学ぶところからなので、本当に1からのスタートです。順番としては文法を最初にやり、それから画面作成へと進む予定です。画面作成(SwiftUI)が最後なのは、やはり取り扱う範囲が多いのと、Swift5で導入された文法がよく登場するので、先にUI以外のところを抑えてしまう方が効率的だと思ったからです。私が開発してきた中でこれは便利だから使ったほうが良い、というようなこともどんどん紹介していきます。

記事の更新は各分野できるだけまとめて投稿したいので週2くらいのペースで考えていますが、普段の仕事もあるので更新が遅れた場合はご容赦ください。

それではどうぞよろしくお願いいたします。

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