心 に は 木 星
この所感を、文に認めておきたい
その衝動だけでnoteの記事制作ページまで飛んできた、頭をひと休みさせるために読んだ本が思いのほか私を小宇宙に連れ出してしまったようだ
そうとなったら宇宙ぽく書いてみよう、いつも通りの見切り発車、銀河鉄道も最初はこんな様子で汽笛を鳴らし、夜空を駆け巡っていったのだろうか?
一番思うのはこの惑星には、愛というものが存在する、これは人間が産まれて初めて欲するもの
まだ何処かも分からない暗闇の中で浮遊しながら大気の中を漂う、そうして光の先へ飛び込んだら
「はじめまして」
と、大きな愛につつまれながら初めて息をすることを覚える、そんな小宇宙の物語があの本には詰まっていた
いつもあの人はどこか寂しそうにしている、そう思っていたが私の勘違いだったのかもしれない
自分の足元をしっかりと踏みしめながら、沢山の人に愛されて今も息をしている
そんなあの人の事を考えると頭の中は永遠のようなトキを刻み始める、暗闇の中で浮遊しながら大気の中を漂う、あのトキの私みたいに
私は星の知らせには逆らえない、その星がトキを交わらせてくれないのなら、私の想いは流れ星に託すことにしましょう
その流れ星の行方は知らないまま、トキを重ねる日々も愛おしいと感じてしまうのだ
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