99%の日本人が知らない事。思考をアップデートせよ。
僕は今、フィリピンの
首都「マニラ」にいる。
ひと月のセブ島・ボホール島の
滞在を終え、マニラへやってきた。
2020年度世界で最も土地の価格が
高騰したフィリピンの首都「マニラ」
去年の夏、はじめて訪れたけど、
あまりのエネルギーさに腰を抜かした。
そこには、僕らが知らなかった
「フィリピンの姿」が堂々と、美しく
言葉通り"建っていた"のだ。
実際に訪れないと、その迫力を
感じられないと思うが、紛れもなく
進化し続けている東南アジア・フィリピン
という国。日本のテレビメディアを
見ていても分からないし、YouTubeで
「フィリピン」と検索しても出てこない、
グローバルシティが、そこには存在していた。
信じるか、信じないかは、
アナタ次第だが、僕が見てきたものを
今回シェアしていきたい。それではいこう。
みんなが想像してるフィリピン
「フィリピン」と聞くと、
皆さんは何を想像するだろう？
海、マンゴー、暑苦しい太陽、
ぐちゃぐちゃに絡まる電線、
お金はないが、笑顔輝く子供たち、
そして「どことなく怪しい国」と
言ったところだろう。
おそらくそのイメージは、
「セブ島」だ。しかも昔のセブ島。
どういうことか。
「日本を想像して」と言われた時に、
シーサー、ゴーヤ、泡盛、
ソーキそば、ブルーシールアイス
と言われれば、
「たしかに日本だけど、それ、沖縄な！
沖縄しか行ったことないやろ？」と
なる。まさにそれ。
フィリピンに訪れたことがある人の
8割くらいは「セブ島」だろう。
だって、"シティ感"を求めるなら、
東京でいいし、東南アジア感を求めるなら
バンコクでいい。
「これがある！」みたいな
日本人にとって馴染みあるスポットが
ない、マニラに遊びにきていた日本人は、
相当なチャレンジャーだ(これまでは)
➡︎これがある！とは...
シンガポールでいうと、「マーライオン」
オーストラリアでいうと、「オペラハウス」
マレーシアでいうと、「ペトロナスツインタワー」
のような、ポストカードか冷蔵庫に貼る
お土産用のマグネットのようなものがない。
沖縄も日本だけど、東京は全然違うでしょ？
それと同じで、
みんなが想像してる
「いわゆるフィリピン」は、
「セブ島」で、フィリピンなんだけど、
首都マニラは、全然ちゃうのよ。と同じだ。
なぜそうなったのか。
答えは上の世代のセブ島旅行。
または、僕ら世代のセブ島留学。
その層があまりにも多いからだろう。
そして、Youtubeを開いて検索すれば、
「フィリピンの女の子をナンパしてみた」系が
ズラリ…そういったコンテンツがウケる
日本はもはや寒いし、時代遅れだと思う。
円安になり、外国のお客さんが
日本に来やすくなった今、
変な外国人が日本を荒らす映像を
たまにTwitterで見かけるが、
同じくらい「キモい」行いだと思う。
話は逸れたが、リアルなフィリピンと
日本人の99%が想像するフィリピンは
当たってるようで、的外れ、
そんな感じだ。
後出しジャンケン真っ只中・マニラ
さてさて、そんな従来の価値観
ぶっ壊すフィリピン・マニラにいてますが、
ここ5-10年の進化がエグい。
何もなかった土地に次々に街を作るから、
0からフルスロットルで、
世界基準の街を作っている。
日本のように手探りで
ゆっくり建設していったのではなく、
「世界の当たり前」を野原にドーーンと
立てて行った感じ。進化の過程が
猿➡︎人間にいきなりなった感じだ。
そしてこの街を作っている。
ここはBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)
電線は全て地中に埋まり、
高級車は走り、下水周りも問題なし。
ラグジュアリーホテル、コンドミニアム、
モールが立ち並び、同時にヤシの木も
生えちゃって、シンガポールを
思い出させるほどの街並みだ。
「シンガポール」と聞くと、
スタイリッシュさが1撃で伝わるのに、
「マニラ」と聞くと、怪しい臭いが
する日本人。僕らは完全に
テレビメディアに脳を毒されていることが
分かる。なぜ、テレビメディアは
「貧しいフィリピン」
「危ないフィリピン」しか
流したらないのか、全くの謎だ。
だったら日本国側も
6000億もフィリピンに投資しないでほしい。
実在したフィリピンドリーム
これまでに「フィリピンの可能性」を
たくさん語ってきたワイ。
👇フィリピンの可能性についてはこちら
これだけ数字面は分かっているのに、
100%信じれてなかったのも事実だ。
僕もこの国のことをしっかり調べるまで、
メディアに毒されていた日本人のひとり。
生活してみて、ようやく見えてきたことが
多々ある。
BGCエリアを観光ではなく
生活してみないと分からないし、
実際に経済の動きを感じないと分からない。
例えば、僕の嫁の兄のアートの個展が
マニラの美術館で行われた。
1作品、65万円。まだ有名ではない
彼の作品を、素晴らしいと気に入って、
お金持ちが買っていく。
1枚65万円の絵だよ？
それもデビュー作に近い作品。
これから大物になるだろうと、
アートに関心があるお金持ちが買っていく。
ひと月の展覧会で初日に作品は
10数枚売れ、残り1点になった。
僕の周りで1枚65万円のアートを売れる
画家を僕は知らない。
他にも、BGCエリアの不動産を見ていた時。
フィリピンのマンションなんて、
どこも安い。1000万近くあれば、
買えるだろうと余裕物価いていたら...
そんなものじゃなかった。
3500万円ほどだして、やっと小さい部屋。
僕らが見たもので1番高いのは、
2.1億円のタワマン。
または月250万円のマンションまであった。
たしかに、立地等々考えれば
日本よりコスパはいいが...それでも高い！
そして、ものの数年で価値は
2、3倍まで膨れ上がる物件もある。
特に地下鉄が敷かれる辺りは、
ブチ上がり間違いなし。
JICA含め、日本企業が総出でマニラに
地下鉄を掘っていて、完全完成は2028年。
今の日本は、国民を苦しめてるが、
周りの国にはめちゃくちゃ良い顔していて、
まぁフィリピンにも拠点を作りたい
僕にとっては、ありがたいと思ってるw
(が、国民の99%はオコだろう)
他にも高速道路、鉄道、国際空港も
たくさんも作っていて、
2035年あたりには、
マニラ・セブ・クラーク(日本直行便)
以外の場所の土地の価格も上がるだろう。
物流もスムーズになるし、
観光地だって増えるはず。
おまけに人口ボーナス。
人口1.1億人。これから2090年まで
人口増加傾向がある。
すでに成長しきった日本。
これから成長していくフィリピン。
生活してるだけで、
メラメラと煮えるエネルギーを感じる。
なんとなく、日本人のてっぺんが見えてる。
だけど、フィリピン人のてっぺんは、
いつまで経っても見えない。お金持ちが
お金持ちすぎている。
お金持ち「ここのゴルフ場、会費いくらだと思う？」
けい「500万くらいですか？」
お金持ち「乗馬セットで、3億円よ」
...
自分がチンパンジーに思えた。
数字で見ていたフィリピンと、
実際に生活してみたフィリピン。
経済が活発になってることは、
分かっていたけど、、、100%信じられない、
ようやく分かった。
「フィリピンドリームは実際する！」
まるで漫画「ワンピースだった。」
"安い"フィリピンは存在しない
長期滞在をしてみて痛いほど感じたこと。
それは「フィリピンの物価上昇」
たしか僕がフィリピン留学を
していた2016年。まだまだ物価も安く、
円も強かったので10,000円あれば、
だいぶ遊べたと思う。
でも今は...日本と変わらない。
これが現実だ。
1ペソ＝3円。
ペソが上がったこともあるけど、
はっきり言って「円が下がった」
円の価値が下がった、すなわち、
日本の価値が下がったということ。
たしかにローカルフードを食べていれば、
3食で1300円くらいになるけどさ...
それは短期旅行者の場合。
皆さんは、
毎日、お祭りのご飯だけで生活できますか？
絶対できないと思う。
僕もできない。そうなると、
ちゃんとした食事を取らなきゃいけない。
そうなると、、金がかかる！！のだ。
1食平気で1500円ほどかかる。
日本なら、牛丼が500円で食えるのに...
もう安いフィリピンは存在しないし、
爆買い中国人が現れたように、
爆買いタイ人、爆買いインドネシア人、
そして爆買いフィリピン人が
現れるだろう。
肌で感じる焦りと危機感
最近の日本のニュースを見ていると、
焦りと危機感を感じる。
腐りかけてる政治や、自然災害、
過度の少子高齢化もそうだし、
一部のリテラシーのない人たち、
芸能人の不倫やアンチ活動に、
何の意味があるのだろう...
日本は大好きだし、家族も
友達もいるし、生まれ育った故郷。
日本中を旅したけど、これだけ
治安が良く、美しい、整っている国は
そうそうない。
だけど、
旅行ではなく、生活。
推しではなく、結婚。
バイトじゃなく、就職。
長い目を見て
僕だけじゃなく、次の世代（子供や孫など）
のことも考えると、
「日本は片足突っ込んでる
くらいでいいかな...」と。
旅行でたまに行くと、安く、
クオリティも高く、綺麗で楽しい！
それだけでいいかなと思っている。
なんか、冷めた感じでごめん。
だけど、社会を変えるって本当に
エネルギーが必要だし、基本的に
他人を変えることは簡単じゃないのよ。
有名な言葉でこんな言葉がある。
他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。
（ エリック・バーン ）
アドラー心理学でも言っている。
周囲は変えられない。変えられるのは
自分のみ。
ただ、自分を見てくれた、
信じてくれた他人が少しずつ
変わっていき、1人1人の意識が
社会を変える。これは有り得る。
なので、まず、
自分から変わろうかな。と。
それが、僕が海外に拠点を
作ろうとしている大きな理由の
ひとつだ。
今回は、こんな感じで締めようと思う。
少しでも「フィリピンの可能性」に
気付き、アップデートできた人がいたら
幸いです。
今回も、こんなクソ長い記事を
読んでくれてありがとう。
心のコンパスの向く方へ
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