光の纏い方。
Yohji Yamamotoのコレクションに起用された俳優陣が話題となっている。
かっこいいんだよ!と興奮気味で、俳優陣と同世代のパートナーに話したらイカついと一言。
ブランドの特性が見えていないとそう思うのかもしれない。それに松重さんに対しては孤独のグルメの印象が強いからだと思う。
わたしには洗練されて鋭い力強さとモデルたちの鋭さのなかにあるしなやかさ、黒の光ではなく眩い細やかなゴールドを纏っているように思えた。
人は光の色を変えて、纏うことができる…
わたしはそんな人と近くあっただろうか。
わたし自身の光はいまどうあるのだろうか。
見えなくなってるんじゃなく、光がない人にしか会っていない。自分においては目立たないように消した。
会社で働く今、自分の光を消すことを最大限に求められている。調和ではない。
何やってるんだろうな、と呆れる。
それは人に気に入られることは大事だけど、人を選ぶ権利はわたしにだってある。
常に悔しい。
光を纏っていた時期に戻るのではなく、新しく過去とは違う強い色を纏う。
消すのではなく強く放てるようになろうと思った。
ファッションの力、俳優の力、
クリエイティブの表現。
誰もが調べれば見つけられる時代だからこそ、違う業界の表現力が希望を与えてくれた。出逢えてよかった。