新社会人にエール!仕事をおもしろくするコツ
春から社会人となられた皆様へ。
これまでの人生の大部分を過ごした「学生時代」を終えて今、新しいステージに立ち、
「これからの仕事が楽しみだな」「職場の人とうまくやっていけるのかな」など、色々な期待と不安が入り混じっていらっしゃるのではないかと思います。
これからの「働く時代」のスタートにあたり、
皆様の働く人生がより楽しく、そして有意義であるようエールを込めて、私自身の経験からつかんだ「自分で仕事をおもしろくするコツ」
を、私のエピソードも交えて書きたいと思います。
自分で仕事をおもしろくするコツ
これが、自分で仕事をおもしろくする方法なんです。
ちょっと抽象的でよく分かりませんよね。
簡単に言うと、「自分でコントロールできることを増やす」ということ。
親や周囲の人から「やりなさい」と言われたことは、元々自分がやりたかったことだったとしても、言われた途端にやる気をなくしてしまった経験は、多くの方が持っているのではないでしょうか。
反対に、自分で考えて「やろう」と思ってやることは、楽しいだけでなく、少しくらいうまくいかなくても、自分で試行錯誤してできた経験もあるのではないかと思います。
そもそも多くの仕事というのは、過去からの連続であり、継続性のある仕事です。組織の職務範囲に基づき、ある程度は決まっています。
「一定の共通目標を達成するために、役割や機能が分化・統合されている集団」が「組織」ですので、すでにみなさんが配属された時点で、そこで果たすべき機能と役割があります。
ですから、まずは自分がやりたいことは脇に置いて、与えられた仕事の効率化を図ったり改善をしたりすることが、「多くの仕事」ということになります。
ところで、究極の裁量があるのは社長です。
社長には到底及ばないけれど、
経営者でなくても管理職でなくても、新入社員だって、どんな仕事にも、実は小さな裁量はあります。
どうするのでしょうか?
そのコツは、以下の3つです。
つまり、
自分なりに「考える」「やってみる」ということを少しずつ、愚直に行うことです。
私がこうした考えを持つようになったのは、前職で出会った上司が厳しくも温かくて、仕事やできなかった時のフォローも上手で、部下の成長を考えてくれていた、そんな環境で仕事ができたからなんです。
着任早々に上司が放った言葉
新しく私たちの部署に着任した上司は早々に、部下である私たちにこんなことを言いました。
というもの。
日本語の意味は分かるけど、とことん考えるとか、インプットとか、アウトプットって言われてもね…。
一体何をどうやっていいか分からず、しばらく途方に暮れていました。
さらには、
これからどんな仕事をするか、何をしたいか決めていいよと。
決めていいけど、なぜそれをやるのか、自分で経営者に説明するつもりで考えてみて、とも言っていました。
決めていいって、自由ってうれしいけど…。
与えられる仕事ならできるけど…自由って辛いもんだと思った時はこの時がはじめてでした。
もがきながら、変わったこと、気づいたこと
何をしたらいいのか。
会社の何が問題なのか。
どの対策がうまくいっていないのか。
問題は日々、大中小いくらでもある中で、部として取り組む価値があることを見極めて、課題を打ち出す。
課題を打ち出すといっても、どこまで目指すのか。
そもそも目指すビジョンは何か。
ゼロからのスタートでした。
「世の中でいうところの問題」や「流行りの打ち手」に流されるのではなく、業界、自社の成り立ちと現状、強み弱み、今後のビジョンからするとどうなのか、1つ1つ関係を明らかにして説得力を持たせる。
そういう仕事ははじめてのこと。
とにかく、考えてみよう、考えるしかない。
ありきたりの表現で書いた、深堀も足りない企画しか出せず、上司に突っ込まれる日々。
振り返るとその頃から、仕事に対する考えがすこしずつ変わっていき、 仕事が楽しいと思えました。
仕事が自分のものになれば、ライフの中のワークだって楽しくなる!
上司が何とかしてくれるって思っているうちは、まだまだ上司の手の中、裁量も小さいから、おもしろくない。
「ワークライフバランス」という言葉がありますが、
仕事が自分のものになったとき、ライフの中のワークだって楽しくなる。
そうやって少しずつ、仕事が自分のものになっていく。
まずは仕事に飛び込んで、自分なりにうーんと考え、うーんと試行錯誤してみてください。
みなさんのこれからの奮闘とご活躍を、応援しています。
自分らしい未来を描く・その未来へ踏み出す
tomomi@クリエイトミライ。
※この記事は、以前掲載した
「ワークとライフを分けない。仕事を面白くする方法 #あの会話をきかっけに 」を編集を加えて掲載しています。
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