「5G」と「コロナワクチン」をこなすAGCという会社


このCM(現在の放映の有無は未確認)を見て、AGCという会社が気になった。


小さな5Gアンテナを額に貼ると、脳と5Gが接続されてスーパーマンになれるというイメージを訴求したいのだろうか。


AGCの旧社名は旭硝子。世界最大手のガラスメーカーだ。建築用ガラス、自動車用ガラスの他、テレビ、パソコンやスマホのディスプレイ用ガラス基板などを製造している。


このCMにあるように、AGCは「5G」にも関係している。

昨年6月3日のニュースリリースで、NTTドコモと共同で、5G対応の「窓を基地局化するガラスアンテナ」の開発を完了したと発表している。



一方、そんな企業が「コロナワクチン」にも関わっているのだ。

今年6月8日には、AGCのCDMO(製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行する会社)事業子会社であるAGC Biologicsが、BioNTech社からコロナワクチンの原材料であるプラスミドDNAの製造を受託したと発表している。


コロナワクチンを接種すると人体が5Gに接続する、という話がネット上で散見される。この真偽について確かな情報を持っていないが、両方の領域に関わっている企業が存在することは興味深い。





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