HORIEの自由研究 NO1.「YOASOBI」
Vocal:ikura(写真左)/ Composer:ayase(写真右)
公式:https://www.yoasobi-music.jp/
最近人気のアーティスト「YOASOBI」がどのように人気になっていったのかが気になったので調べてみました。特にYOASOBIはYouTubeやSNSから人気に火がついたので、Googleトレンドを中心に紐解いていきます。
「YOASOBI」とは
ikura(幾田りら)とayaseの音楽ユニット。2019年11月にYOASOBIとして配信を開始。第一弾の楽曲「夜に駆ける」は配信1ヶ月あまりでストリーミング再生3億回を突破。小説の世界観をもとに楽曲制作しているのが特徴。2020年NHK紅白歌合戦に出演。
データから見るYOASOBI
画像はGoogleトレンドで見たWEB検索の動向です。100が検索のピークを表しています。初めての楽曲が発表された2019年11月には、ほとんど検索数がありません。
【Point1】2020年5月1~30日
2019年11月に初楽曲を発表してからネットではあまり検索されていなかったのが、半年後の2020年5月に検索数が上がっています。この時期に何が合ったのでしょうか?
2020年5月11日、3曲目となる「ハルジオン」を発表。この楽曲は橋爪駿輝著「それでも、ハッピー」をもとに作られ、楽曲発表の同日に電子書籍化で配信開始。
この楽曲はタイアップで、劇団ノーミーツ・第二回長編公演「むこうのくに」の主題歌となっています。
2019年11月「夜に駆ける」発表以降、招待を表さなかったYOASOBI。5月15日YouTube番組「THE FIRST TAKE」にVocalのikuraが出演し「夜に駆ける」を熱唱。
【Point2】2020年7月19~25日
X JAPANのToshiがMUSIC STATIONで「夜に駆ける」カバーで話題になり検索数されました。Toshiはその後、自身のYouTubeチャンネルでもカバーを公表。
7月20日にはしなの著の同名小説「たぶん」をもとに、4曲目となる楽曲「たぶん」を発表。
【Point3】2020年8月8~15日
Vocalのikuraがソロ名義・幾田りらとして、カーペンターズ「(they long to be) close to you」をカバーがCMソングに抜擢されました。
残念ながら、このカバー曲が聞けるオリジナル動画はありませんでしたので、幾田りらofficialYouTubeチャンネルを載せておきます。
以前からソロ活動などYOASOBI以外も活動をしている幾田りら。2000年生まれでYOASOBI楽曲発表時20歳にして、人々を魅了する完成された歌声を持っている逸材で感服です。
【Point4】2020年9月20~26日
YOASOBIはすべての楽曲が小説が原作になっています。楽曲のうち原作となった4作品を小説をまとめた小説が2020年9月18日に発売され、1週間後の9月25日には重版が決定するほど話題になりました。本の内容は…
・第一章 楽曲「夜に駆ける」|小説「タナトスの誘惑」/「夜に溶ける」(星野舞夜 著)
・第二章 楽曲「あの夢をなぞって」|小説「夢の雫と星の花」(いしき蒼太 著)
・第三章 楽曲「たぶん」|小説「たぶん」(しなの 著)
・第四章 楽曲「アンコール」|小説「世界の終わりと、さよならのうた」(水上下波 著)
・YOASOBI特別インタビュー
【Point4】2020年9月20~26日
2020年末のNHK紅白歌合戦に出演。これまでテレビでの露出はなく、同番組で楽曲の初披露となりました。2021年はCDTVやMUSIC STATIONなど、数々の音楽番組に出演しています。
まとめ
2019年11月に第一弾の楽曲発表してから、地上波のテレビに出るまで2年以上。YouTubeやSNSのおかげで世に出やすくなりましたが、それでも根気良く続けないと理想は手に入らないものなんですね。
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