別府にちょいと旅に出て

朝起きて、無性に旅に出たくなって、妻と話していると、ノープランで別府に旅に出ようということになった。

最近、別府いいんよね、とか友人が別府に住んでいたことを懐かしがったり、新しい友人が別府に移住しようかと思っていることを聞いたりして、

つい別府に来ちゃいました。

まずは本日のお宿にチェックインし、来る途中にみた古本屋「大野書店」に行ってみることに

画像1

この乱雑に本が積まれている感じ、本棚からなんとも言えない人間の知に対する欲求の沼みたいなものが感じられるのがたまらなく好きなのです。

面白そうな本がちらほらあって、楽しい時間が過ぎていく。

気に入った本を数冊購入し、次は妻の行きたかった珈琲の焙煎屋さんに
「オセロ スペシャリティ コーヒー ロースター」

画像2

店内は木と白の色調のシンプルなデザインで気持ちがいい店内。

画像4

この日はブラジルの豆をGET。
店内の片隅に尊敬する岡本太郎さんの「太陽の塔」が!!思わずパシャリ

画像3

次に別府駅に移動して、岡本太郎さんが陶壁を別府市のシンボルとして遺しているということを知り、見に行ってみた。別府駅の西口からも見える距離にあって、すぐにその存在がわかった。近くに行って岡本太郎さんの息吹を感じてみる。

画像5

なんとも言えない気持ちにさせてくれる。自然と人間の舞が一体になったような、個が放つはみ出すほどの才能をこの陶壁から感じる。太郎さん、やっぱり芸術って本当に凄いですね。時代を超えてメッセージを届けてくれてありがとうございます。

夕飯をどこにしようか迷っていたが、大分のとり天が別府発祥なのを知り、とり天発祥のお店は是非チェックしたい!
ということで旅を面白くさせる大きなポイント夕食は「東洋軒」に決まり!

画像6

店外にはデカデカととり天発祥の看板が!!
さすがの人気店なのか、店内には行列が、私達も記名帳に名前を書き、店内でその時を待つ。物凄く歴史のあるお店な様で、大正時代から続いている老舗のようだ。しかもこの東洋軒、メニューを見てみると、定食屋などではなく、中華料理屋だったのだ!!

画像7

そのメニューの中に、ずっと食べてみたいな、と密かに思い続けていた
「牛肉刀削麺」の文字が、、、、

悩む。、、、これはとり天発祥のお店に来ながら、まさかここで刀削麺を食べる機会が訪れようとは、、どちらを取るか、注文の直前まで悩んだ。

そして、妻が柚子とり天定食を頼むということもあって、自分は心に従い、

「牛肉刀削(とうしょう麺)」を注文した。

まず妻が注文した「柚子とり天定食」がきた。

画像8

あぁ、とっても美味そうだ。
妻に許しを得て私も頂きました。

やわかい衣に身を包んで身も柔らかくジューシーであった。間違いなくこのとり天は今まで食べた中で最高クラスのとり天だった。

そして私が頼んだ「牛肉刀削麺」がこちら。

画像9

にんにくの芽やきのこがたっぷりと入っていて、香りだけでご飯がすすむような一品。テーブルに出された瞬間の香りで、このスープは間違いなく美味いと本能が伝えている。

スープをすすると、、、、美味い。。。間違いなく今年一番、いや、麺類でいうと一番美味いのではないかと思えるほど美味い。

そして、この麺の平たさがまたスープを良く絡ませるのよ。

画像10

あまりの美味さに、絶句しながらスープ1滴残らず完食した。

あぁ幸せだわぁ。

別府の東洋軒を訪れた際は、是非とり天だけでなくこの牛肉刀削麺もオススメしたい。

心の声は時に沢山の情報や、損得勘定などに右往左往してかき消されることがある。だけど、始めに感じたならば、えぇい!とその心の声を信じて身を投じてみることだ。

その先に見える景色が私を変えてきたのだから。

帰ってお宿の温泉に浸かり極楽気分♪

やっぱり旅っていいなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?