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進化した公立小学校

posted by cream(4歳と8歳の女の子ママ)

絶賛、小学校受験に興味津々なのですが、最近は公立小学校もすごい進化している。

そもそも、公立小なんてカリキュラムは同じなわけだから、学校が荒れてる/落ち着いている、くらいの違いかと思っていた。

実際子供が公立小に入学してわかったのだけど、同じ区内の学校でも、PTAが盛んかどうかとか地域的な要素も相まって、伝統行事やらイベントごとやらが全然違う。例えばうちの子の学校は、校庭で映画を観る星空鑑賞会とか焼き芋大会とか学校の畑で収穫したもち米で餅つき大会があったりするけれど、そのすぐそばの学校はそういうのも全くないそうで。中学受験に強いと言われている学校の中には受験に合わせて学校がほとんど宿題を出さないようなところもあるらしい。校舎が学校と思えないほど綺麗だったり。

そんな中、元々は文科省や区の指定校でそのまま特色を維持している学校がいくつかあってそれがすごく面白そう。

例えば港区立東町小学校。通っている直接の知り合いがいないので、いい加減なことは言えないけれど、もともと、公立初の国際学級ができた学校。国際学級は外国籍の生徒のもので、国算社理は別クラスで英語で教えますというもの。それ以外の授業は一般クラスの子たちと受けて、必要ならば英語のサポートもあり。学校行事は基本的に英語と日本語の2ヶ国語で、帰国子女も多く、英語に自然に触れる機会は多そう。もともととても小規模な学校だったのが、国際学級ができて、人気校になったそうです。


それから大田区立清水窪小学校。ここは「おおたサイエンススクール」の名前の通り、理系強化校。だいたい週に1回、東京工業大学も監修に入っているプログラムの授業があるらしい(「サイエンスコミュニケーション科(SC科)」という)。


だいぶ前のことになりますが、たまたま友達の子供が通っていたので、学校公開日に見に行ってきた。その日はSC科の授業ではなかったけれど、1年生だったらゾウの生態について調べて上野動物園に実際に見学に行くとか、もう少し学年が上がるとプログラミング学習があるとか東工大の研究室を訪問したりしているようだった。夏休みにも東工大と組んだイベントごとがあったりするらしい。

SC科以外の授業は基本的には通常の公立小と同じなので、ものすごく独自なものを想像すると違う気はするけど、そもそも新しいことをやろうという空気自体が学校に活気がありそうだし、通わせている親も熱心な感じがした。


それから、そこまで大きな取り組みでなくても、区から強化指定を受けている学校というのもある。例えば「プログラミング推進校」とか「自然教育推進校」とか。プログラミングは文字通り先立ってそういった授業をやっていたり、自然教育だと、自然観察の時間が少し多かったり、月に1回は外で給食を食べる日があったりする。


公立小も、学校公開日があって、それは一般の人も自由に見学できるので、近所の学校なりいくつか見比べてみるのは良さそうです。私も何個か見学しましたが、学校によって雰囲気が全く違うので。


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