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ギャグゲーの世界観と楽しいボス戦と宇宙人。ゲームレビュー「no more heroes3」※シリーズ未プレイ

今回レビューするのは「no more heroes3」開発グラスホッパー・マニファクチュア販売元グラスホッパーとマーベラスになっております。※CEROZの通り残酷描写が常にある作品です。17歳以下はここで回れ右どうぞ






映画や特撮作品をこよなく愛するオタクの殺し屋トラヴィス・タッチダウンが地球侵略をしてくる宇宙の悪党の野望を阻止するべく銀河系スーパーヒーローランキング形式で宇宙の悪党10人殺しつくすストーリーです。筆者は須田ゲー及びノーモアヒーローズシリーズやったことがありません。序盤少しだけネタバレ。筆者クリア状況ストーリー難易度ビタークリア

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いい点

①独特な世界観とギャグゲー的なネタまみれ

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色々な選択画面でドット表記及びピコピコ音、各章スタート&エンドにパロディOPEDにトラヴィスと愉快なラジオ風味オタク対談、突発的なメタ発言などクスッとする要素とノスタルジーを感じさせ、ロボット、光るカタナ、プロレス、ライダーキック、バイク、金田スライドなど男の夢要素がひきつけられる。ランキング戦のためにお金or自身の強化のために町のボランティア名義でミニゲームが設置されており芝刈り、暴走運転者とのレース、鉱石堀り、回数制限はあるがトイレのつまりを直すなどがあり頭使う戦闘に疲れても達成感が味わえる。オープンワールド式でバイクで駆け抜けて疾走感が心地いい、勢い余ってぶつかったり疾走中に降りようとして放り出されるトラヴィスを楽しんでもいい。仮にバイク移動に飽きた場合でも別区域即ワープ機能もある。ネタ要素がそこらじゅうにある、セーブがトイレ、暴走運転者成敗する名目、ゴミ拾いにワニ、和訳は●で隠してるのに英語にはピー音がない(隠さないとまずいものはピー音がある)、服、これ以上書くと致命的なネタバレに繋がるので言えないがとにかく笑えて面白い

②アクション要素 ビームカタナをブンブン振って斬る爽快感、独特すぎる充電と初見の敵紹介説明書、消費や強化アイテムが寿司、敵を倒すとスロットで確率一定時間なんらかの強化がされその中にはロボット変身解禁もあり、かっこよさとネタまみれで楽しく、後半になるにつれて雑魚戦がキツく感じ死ぬ恐怖と隣り合わせでドキドキが止まらない。雑魚戦でラスト一体を倒す時は血飛沫色はそのままで暗くなりギター音と共にKILL表記が最高にグロく達成感に満ちる。またボス再戦システムでは色々払うことで一周目からでも最高難易度でボスと戦えて最高難易度は体力MAXにしてても一撃で死ぬハラハラ感が味わえる

悪い点


①指定試合探しが時間を使う、円形範囲のどこかにはあるのだが遠目でわかりにくく入り組んだところだと行くだけでも時間かかりイライラしてくる。※装備品で改善されるかもしれないが筆者が高難易度できず情報不足

②ネタがアートと言えるくらい人を選ぶ ギャグゲーでもありアクションゲーでもあるがネタがあまりにメタ要素やドットやらグラフィック特化すぎたり笑える人には笑えるが笑えない人には笑えない、一応ムービーはボタン押すことでスキップはできる。筆者は楽しかったし笑えたがこればかりは人を選ぶ。気になる人は過去作で吹き替えした中井和哉氏のナレーションによるノーモア3トレーラー動画視聴してから検討してもいいかもしれない

Qグロ要素ってどれくらい?A人が蒸発してたり首や腕が切断、突然の死に大量の血飛沫 血飛沫はマイルドにできるが切断はそのまま。Q道中難易度変更不可だがどれがいい?Aアクション苦手ならベリースイート、ストーリー鑑賞特化の難易度。ビターはアクション好きならそれなりの難易度。スパイシーは未経験。仮に死んでもリトライルーレットが攻撃1.5倍や即体力完全回復リスタートあるので安心してほしい。Q能力強化は?A地下の桜の木の回り見ましょう。Q前作履修なし問題は?A前作ネタが3割くらいはあったが筆者は気にはならなかった。もし気になる人は同ハードの過去作品どぞ

総評 筆者はこのゲームをボスラッシュのネタゲームと思ってプレイしてみたが予想以上に笑えてグロくてドキドキして楽しかった。頭空っぽにして楽しむには十分でギャグゲーしてみたい、危険と隣り合わせアクションしてみたい、トラヴィスが三池 崇史監督推しなので三池 崇史好きな方是非買ってプレイしてみて欲しい。

©Marvelous Inc. / Grasshopper Manufacture Inc.

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