僕は、妻の夢を叶えたい。

いい夫婦の日ですね。
noteデビュー作品です。
今日これから投げかけていく話題の
原点を記しておこうと思います。


朝、これを書きながら一人で感動して、
なんだか大切なことを思い出した気分です。
僕の活動の源は、
妻の夢を叶えたいという気持だった
という話です。

僕は、CRAZY WEDDINGというブランド
を経営するCRAZYという会社で代表をしてます。

すべてのはじまりは、今から10年前の事です。
咲が25歳で、僕が26歳の時。
「結婚式を挙げること」
これが、僕の妻「山川咲」の夢でした。
咲は、自分の夢を叶えたいという希望を胸に。
そして僕は大好きな咲の夢を叶えたい
という希望を胸に
結婚式会場を探しに行ったのを覚えています。

でも、待っていたのは絶望的な不自由さでした。
ああしなきゃ、こうしなきゃ、持ち込み料が…。
多くは語りませんが、
ゲストとして参加した事のあるみなさんにも
「結婚式って確かに不自由だ」と思う気持ちは
あるのではないでしょうか。

10年前です。それはそれは不自由で…
愕然としてしまいましたが、
周りの人の協力(コネ)を最大限活用して
海辺の会場を貸し切って結婚式を開催しました。
今でも思い出すほど、
妻の夢が叶う素晴らしい結婚式でした。

結婚式から3年後。
僕ら夫婦にも苦難の時がやってきます。
妻は流産を経験し、会社を辞め、
ボロボロな気持ちで一人オーストラリアへ。
そんな彼女を見送る空港での涙のハグを、
今書きながら久しぶりに思い出しました。
色々とあったなぁ。
そのあたりの話は咲の書籍で。

そして、帰国した時に彼女が始めたのが
結婚式の仕事でした。
「結婚式を通して一人でも
   意思のある人生を増やしたい」
それが、彼女の新しい夢になりました。
ある意味、彼女は結婚式に救われた
(救われ続けている)のかもしれません。

咲の新しい夢を出発点に、
きっと私たちのような
不自由を感じている人たちがいる。
そう信じ、2012年に創業されたのが、
CRAZY WEDDINGというブランドです。
自由を叫ぶためにビジネスを興し、
真正面から既成概念を壊す挑戦をしてきました。
そうして、私たちが信じていたことは
1,000組を超える方々へ、
世界にたった一つのオーダーメイドウエディング
という形で届きました。
確かに、不自由を感じて
実際に動いてくれる方々はいました。
ただ、本当に社会は変わったのでしょうか。
私たちが感じていた不自由は
解決したのでしょうか。

あれから10年。
私たちは、社会に“もっと”を望むことにします。
これは、個々人の発信と議論を通して
社会を変えようとするムーブメントです。
CRAZY WEDDINGというブランドが、
ではなく。
多くの人たちが主催者としても、
ゲストとしても関わっている
この大きなライフイベントの関係者である
みなさんと一緒に議論をしたいのです。

https://www.jiyukon.com/

先日、CRAZYの公式サイトで
キンコン西野さんにSOSを出しました。
なので、きっと今日西野さんは
ブログで秀逸な回答をくれるはずです。
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/
そして、世の中に議論が
巻き起こっていくはずです。

奇しくもこのいい夫婦の日に
この議論を起こしたくて、
朝、起きて文章を書いているのですが。
10年を振り返ってハッと思いました。
そうか、僕は10年経ってもまだ妻の夢を叶えたい
というのが活動の根本になっていたんだと。

なんだか大切なことを思い出した気分です。

いい夫婦ってなんでしょうね。
僕にはよくわかりません。
ただ好きって気持ちだけでもないし。
尊敬が大事だとわかっていても
できないときがある。
もはや夫婦だからって話ではなくて、
人と人とがどう結びついていくかの
一つの形でしかないというのが思うことです。

結婚式も同じです。
結婚式という形が大事ではありません。
いや、もはや全くその形は関係ありません。
人類の歴史からすると伝統でもなんでもありません。
一番大切な伝統は、
心を込めてお祝いすることではないでしょうか。

結婚式を変えていく議論は、その議論を超えて、
夫婦や、新しいパートナーシップの形、
人と人との結びつきについて
発展していくはずです。

ぜひ、みなさんに、発信してほしいのです。
今日は絶好の発信日和です。

#結婚式に自由を
https://www.jiyukon.com/

この議論がより良い社会につながっていると
僕は信じています。
この声が少しでも多くの人に届きますように。

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