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北海道2019 #2 小樽~夕張~富良野

午前4:00、船内放送で起こされる。窓の外はどんより曇り空。予想はしてたけど現実を目の当たりにしてテンション下がる。今日は7:30から樽前山登山の予定だったのだけど無理っぽい。思い起こせば小樽上陸はいつも雨だった気がする。

樽前山

 樽前山は支笏湖の南にある標高1,000m程の活火山。7合目まで車で行くことができ、そこから1時間弱で登頂可能だ。山頂からは美幌峠から屈斜路湖を見下ろすように支笏湖の絶景を見渡すことができる。もちろん天気が良ければの話だけどね。

 札幌市街を避け道道1号で定山渓から支笏湖に抜け、とりあえずは登山口まで行ってみる。やっぱり雨。70台止まれる駐車場は半分程度うまってる。無料だけど誘導員がカッパ着て誘導してくれる。ご苦労さまです。後から来たワンボックスの家族連れがカッパを着始める。登る気満々だ。だけど上ってもガスってて多分何も見えない。トイレの前でカミさんがカッパ着た女性登山者と喋ってる。
 登山者:登りますか?
 カミさん:登りません!(キッパリ)
 登山者:そうですよねぇ...どうしようかしら....
登山目的で大阪から来た登山者はその後登ったのだろうか?

夕張メロン

 樽前山登山を断念し、次なる予定は夕張でお腹いっぱいメロンを食べること。昔、通りかかった直売所で今日食べるからって1個買ったところ「試食だから食べろ食べろ」って家族4人で食べ放題状態になったことがあった。ちょうど食べ頃で次の日になると苦味がでるメロンがいっぱい残ってたのかもしれない。あの思い出をもう一度....

 今回も良さそうな直営所見つけて2つ親戚に発送した後、隣のテラスで実食。「旨い!旨い!」って絶賛してると奥から会長が出てきて、「これオマケだ」といってメロン丸々一個くれた。「黄色くなって、いい匂いがしてきたら食べなさい」ってまじか? 隣で社長が「会長はあげたがりなんですよ....」って苦笑いしてる。 会長ありがとう! 夕張はいい思い出しかないわ。

セイコーマート

 「セイコーマートが凄い」って聞いてたので密かに楽しみにしてたのだが、ちょうどお昼時になったので「夕張清水沢店」に立ち寄る。確かにセブン、ローソン、ファミマとは違う品揃えだ。アルコール特にワインの種類が豊富だ。北海道の地酒だって置いてある。これじゃ地元の酒屋はやってけないんじゃないか。おにぎりだって100円でデカイ。
 ここは予めリサーチしていた「油淋鶏(ユーリンチー)弁当」と「豚丼(温玉)」をゲット。作りたてで冷蔵保存してなくて旨い。カミさんとシェアして完食。家の近くにもセイコーマートほしいわ。

富良野

 富良野に近づくと天気が回復し北海道らしい広大な景色が現れ始める。BGMはカミさんがこの日のためにセレクトしたサザンのベストから「希望の轍」。テンションアゲアゲでいよいよ幌フルオープン!! 気持ちいいわー! バイクじゃないんだけどバイクに近い爽快感がある。雨降ってもカッパ着なくていいってのが最高だよね。

  樽前山に登らなかったので14:30頃に富良野に着いてしまう。せっかくなので昔行った中富良野の「ファーム富田」に行ってみることにする。カミさんのナビで着いたのだがどうも昔の記憶と違う。調べてみると2008年に新しく出来た「ラベンダーイースト」の方だった。ラベンダーは正に最盛期。ラベンダー芳香剤じゃなくてリアルラベンダーの香りが凄い。いつも8月に来てたので見頃を過ぎてたんだよね。

 その後、元祖「ファーム富田」へ行こうと試みるが激大渋滞で動かない。速攻で諦め引き返す。そうだ、今日は3連休の中日、しかもラベンダーは最盛期。つまり「ファーム富田」が1年で一番混む日だったのかもしれない。

リゾートイン・ノースカントリー

 今回の旅で一番予約が取れなかったはこの日。しかも一番お高い。それはひとえに休日前だからなのだが、ラベンダー最盛期と重なったことも大きい。この宿のおすすめポイントは食事。夕食はチーズフォンデュ付きバイキングで野菜が美味しい。ローストビーフも食べ放題。朝食も一クラス上のバイキング。部屋で自分で豆から挽いて淹れる珈琲も美味しい。難点は設備が少々古いことと3階でもエレベータが無いこと。

 北海道は梅雨がない、なんて言うけどカラッとした晴天が続くわけじゃない。比較的気温が低いので東京のようにジメジメ蒸し暑くて不快指数MAXというわけじゃないけど、特に道南、道東辺りはどんよりと天気悪い日が続く印象がある。明日は富良野・美瑛から阿寒湖・屈斜路湖・美幌峠と旅のメインが始まるので晴れてほしいなぁ....

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