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【投資】40代で株式投資を始めた話

数年前、遅ればせながら40歳を過ぎてから株式投資を始めた。僕は40歳を過ぎてから結婚をした。そして結婚を機に妻は仕事を辞めて専業主婦となり、家計管理はお金の勘定が得意な僕に任されたのである。世間一般の”お小遣い制の夫”という形がなんだか可哀そうという妻の心遣いでもあったようだ。そして「好きなものは何でも買っていいけど100万円以上の時は相談して」と妻に言われた。そう言われてしまうと人間逆に慎重になってしまうもので、100万円以上でなく50万円位のカメラを買う時もちゃんと相談をしたりしている。結果、背中を押される形にはなっているけれど。結婚をする少し前(2018年)に積立NISAを始めていた。毎月33,333円を投資信託に積立してゆくというものだ。投資先は全世界株式(オルカン)、全米株式、S&P500などといった有名どころである。しかしその後、結婚してからコロナが流行り2020年頃に株式市場もコロナショックで暴落をした。僕の積立NISAも含み損を抱えてしまったが、特に気にせずに積立を継続した。そして結婚式もせず、新婚旅行も行かず、結婚指輪も買わずに、僕たちはそれを特に残念なこととも思わず幸せな新婚生活を送っていたのである。もともとブライダル関係の仕事をしてた妻は結婚式というものには飽き飽きしていたようだ。結婚したのに全然、お金がかからない!しかしその後、結婚カメラとしてシグマのDP1merrillとDP2merrillのFOVEON機を購入。そして結婚わんことして二頭のわんこも迎えたのであった。マネーリテラシーが高いのか低いのかわからないが、お互いに好きなものや直感を頼りにお金を使うスタイルなのである。

コロナショックで株式が暴落しているから株を買ってみるかという安易且つ的確な動機で、独身時代に貯めていたお金で日本国内の個別株を初めて購入した。好きなメーカーだからという理由でキヤノンの株を買ったのだ。それからみんかぶ等のサイトで調べて、当時はオワコン化して割安高配当株となっていた銀行株(三菱UFJ銀行、三井住友銀行)や商社株(三菱商事)や通信株(NTT、KDDI)などを妻に相談しながら少しずつ購入した。のちの高配当株投資である。株価が上がらなくても配当金がもらえればいいかなと思ったのだ。あとは株主優待銘柄として日本管財HDやオリックスなども単元購入した。当時は決算短信も見ずにPERやPBRも分からない状態で買っていた。銘柄分散はしたけどセクター分散まではそこまで意識していなかった。アセットアロケーションの大切さもよくわからず、ポートフォリオばかりを気にしていた気がする。先日、初めて四季報を買って銘柄選定をしてみた。銘柄を選ぶだけで実際に購入するまでには至っていないがよい経験になったと思う。そして連想ゲームのような未来を想像するのが楽しいことに気づいた。気がつけば今年から妻も株式投資を始めていた。そしてその当時、貯蓄の約半分を米ドルにして米国株投資も始めた。こちらはじっちゃまの銘柄としてユニティ($U)やロイヤルティ・ファーマ($RPRX)などを買って損失が拡大してしまった。現在は損益通算で損切り完了している。色々と試行錯誤する中でアップル($AAPL)やテスラ($TSLA)などのナスダック銘柄が好きだということに気づいたので、現在は主にNASDAQ100のETFである$QQQをメインにしている。その他、金ETFも購入していたが値動きがほぼないので先日、全て売却したら戦争が始まって値上がりしてきたところだ。皮肉なものである。あとは暗号資産投資を少々。ビットコインをメインにしているが、先日BITPOINTの口座を開設したので柴犬コイン(SHIB)やカルダノ(ADA)などを、国内株式の配当金等を利用して購入してゆきたいと考えている。また新NISAではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を毎月10万円ずつ積立枠を利用して15年間積み立てようか検討中。場合によっては半分はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にするかもしれない。また成長投資枠で$QQQを買いなおしたりするかもしれない。特定口座の国内個別株はそのままでの運用を予定している。だらだらと書いてしまったが、以上が僕の投資遍歴である。

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