2023年10月

 小さい秋が見つけられないような奴は何をやっても駄目ですよ。一瞬で冬が来るんだから。危ないよマジで。


10月のライブ

  • 10月3日@代々木labo「tender song vol.87」

  • 10月14日@赤羽Enab「わがままを許す夜」

  • 10月25日@代官山NOMAD「秘密の楽園 vol.37」

 3本でも多いと多いと思い始めてきました。

 3日は久々のテンダー。働いてると出る機会も減るし緊張感も薄れてしまってこれではよくないということで久々にお誘いいただきました。いい緊張感で楽しめました。

 14日はイベンターイグチと盟友すなおびんとの3マンでしたいろいろ考えたこの企画。アウェーのフィールドでいかに腐らずやり切るかの葛藤でした。トッパーとしてとりあえず「ちゃんとライブをやる」ことに徹しました。そりゃ皆さんライブを見に来ている「はず」なので。ちゃんと与えられた40分のステージをやり切ることに重きを置いたセットリストになりました。最前下手側のお客様も途中から目が覚めたようでよかったです。
 まぁ半分冗談ですけど、やっぱり仲良し3人組でやってるとどうしてもぬるいことやってんなって思われる可能性がある程度高いわけですよね。そこだけを危惧していたのでそのツッコミどころを排除して誰にも文句を言わせない!の気持ちでした。バーだろうがアコ箱だろうがバンド箱だろうがちゃんとライブをやりますよという意思表示もしたかったし。(得意不得意はありますよそりゃ。)
 この日のためにすなおびんの曲のタイトルとかイグチのイベントのタイトルを織り交ぜた曲を用意したりね。あえてギターを下ろして喋ってみたりね。歌うだけじゃ絶対退屈するだろうし今できる40分の作り方をしてみたつもりです。寝てた人はもったいないと思います。でももう二度と見れないので悔やんでも遅いと思います。もっと見逃しちゃまずいものを見逃す前に気づけて良かったね。
 内輪ノリを上手く昇華させるのは至難の業です。あの日の3人(イグチサポートの戸田さん含めると4人)ができる限りの昇華はさせたつもりです。ただもっとうまくやれるとも思うのでまたタイミングでやれるといいなとは思ってます。待ってるよイグチ。

10月見たもの聞いたもの

 三鷹の森フェスに♭行ってみました。こういうレジャー的な休日の過ごし方慣れてなくて不安でしたが楽しかったです。
 お目当ては片平里菜さん。学生時代にアルバム買った以来の里菜ちゃんでした。近くで見れるなら行ってみようかなという#な気持ちで♭行ってみたのです。自然の中で気持ちよさそうに歌う姿はとても綺麗で、飛んでいく鳥を見ながらうっとり聞いてました。情景に合いすぎて。当時聴いていた時よりもさらに強い言葉を歌っているなと感じました。強い感情と言葉をいかにこぼさず渡し切るかを考えさせられるステージでした。

 2016年かよって言われちゃうかもしれないんですけど、インスタを始めました。Instagramです。特に写真も撮らないしTwitterの方が性に合うにですけど。やっぱ持っておかないとなと思って。大学生の時は使ってたしそこそこ更新頻度も高かったんですけど最近は全くで。山内てっぺいとしてのアカウントも持っておいた方がいいかなとようやく。対バンの人とかも最近はインスタしか持ってないみたいなこと増えてきたんで。便利になるかどうかは今後に期待。スレッズは5年後まで残ってたらやるかもしれません。

 今年もてっぺいちゃんの朝ドラ批評の季節がやってまいりました。やっぱり大阪制作に限りますね朝ドラは。ブギウギ。最高です。まぁ去年の舞い上がれの時も11月末ぐらいまではいい感じだったのであまり期待しすぎないことを覚えましたが。時代背景がいいんでしょうな。個人的に最高傑作と思っているカムカムエブリバディの時も戦前戦中辺りの話だったし。好きなんでしょうなあの辺りが。東京制作の前期は最初の2週ぐらいで脱落してしまったけど()。
 宝塚問題とかジャニ問題が騒がれているこのタイミングでこのストーリーはかなりワクワクしますよね。なにがいいって趣里の演じているキャラクターがちゃんと自分の中の「笠置シヅ子」のイメージと近いんですよ。事実は別としてイメージの話で。そこがよくてすんなり入ってくる。あと蒼井優の大和さんね。いいことしか言わない。表現者の端くれのささくれとして頷いてしまうことばかりです。今後が楽しみです。

 ラジオが始まりました。代々木の友達ひらこーじんと2人で始めました。【ひらこーじんと山内てっぺいの「タチバナシ」】というタイトルです。ずっとラジオ欲があったのでひらことできて楽しいですよ。人の話に興味がないひらこと関係なく喋るてっぺいちゃんの掛け合いを楽しんでください。

その他いろいろと

 こだわりも感受性も無ければこんなに苦しむことは無かったろうにと思う。

 気を遣うポイントがおかしいと言われたのは大学3年の頃。嬉しくないわけではないけどそこに気づけるのになぜこっちは気づけないんだと柔らかい口調で諭された。この話を最近別の人にしたら大きな声を出して大きく首を縦に振っていた。激しく同意してしまったそうだ。

 好きなものを好きなだけ食い、夜更かしを繰り返し、酒とたばこで追い打ちをかける生き方が板についてきた。もう今更直せないこの生活。

 うつ伏せで寝てしまったので悪夢を見て起きた。だいたいパターンが決まっていて、理不尽なことでひたすら叱責を受ける夢か中学2年の音楽準備室で1個上のへたくそな先輩から嫌味を言われる夢。息切れと共に目を覚ましたら正しい姿勢で2度寝を目論む。夢を上書きしたくなる。
 困っているときに必ず夢に出てきてくれる大学時代の同期と長らく夢では会っていない。困っていないということか。こんなに苦しいのに。

 こだわりを捨てて当たり障りのない生き方ができればどんなに楽か。バイト先の店長との折り合いがずっと悪い。もう1年は揉めている。会えば揉めることが分かっているので基本会わないようにしている。それなのについうっかり出くわしてしまい、何気ない一言でついにこちらの堪忍袋の緒が切れて「勝手にしやがれ」と捨て台詞を吐いて出てきてしまった。いつもこうだ。許せる心などない。あったけどお前に使う分は無くなった。自分がいなくても回る世界がまた一つ増えた。正確には、自分などいなくてもよいことをまた認識してしまった。

 そうは言ってもこんなのほんの一瞬のことでほとんどの時間は苦しい時間も楽しんでいるのでこれからも楽しく生きたい所存。大好きな11月がやってくる。楽しみだなん。

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