デスクチェア選びのコツ:購入検討中のデスクチェアに好きなだけ座り、自分に合うか確認すること
結論
デスクチェアは実際に長時間座り、座り心地を確かめてから買うべき。
10年以上使用したデスクチェアを買い替える必要があった
基本的に買い物は好きでありません。しかし、職場の10年以上使用していたデスクチェアを買い替える必要がありました。座面のクッションがへたり、お尻が痛くなる、膝裏が座面の角に当たり痛い、一日座っていると体側が凝るなどの問題があったのです。
デスクチェアは毎日使うし、使う時間も一番長いので、仕事の効率に大きく影響を与える。お金をかける価値は十分にあると思います。
これまでの失敗
今回購入を決めるまでは紆余曲折がありました。それまでのデスクチェアの座り心地を良くしようと、個人で、クッション、違うものを合計3つ購入し使ってみたが改善せず。他のところで使われていたデスクチェアを貰ってきても自分の体に合わない。
良いデスクチェアを買うにはどうするか
もう過ちを避けたかったし、値段が多少高くなってもいいので、本当に自分に合うデスクチェアを買うことにした。お金を無駄にしないためにも、何が良いデスクチェアかを理解することからはじめました。ネットで調べていくと、人間工学に基づいたデスクチェアとして、ハーマンミラーのアーロンチェア、エンボディチェア、オカムラのコンテッサ セコンダなどがあることを知ったのです。参考にした動画は例えばこれです。このように下調べをした後、お店に行き、座り心地を確認することになりました。
家具店巡り
幸い札幌には上記の3つのデスクチェアを扱っている家具店がいくつかあったので、実際にデスクチェアに座らせて貰いました。デスクチェアに詳しい店員さんがいますので、相談し、どういうデスクチェアがあるのか、詳細なアドバイスを貰いました。値段が高めのデスクチェアを買うお客さんはそれなりにいるらしく、そのような人は、3回ぐらいはお店に足を運び、どの商品を購入するか決めるパターンが多いそうです。動画のように東京だとデスクチェア専門店があるので、そこに行けば、一発で自分に合うデスクチェアが手に入るのかも知れません。
アーロンチェア、エンボディチェア、オカムラコンテッサセコンダが候補となった
最終的に候補として残ったのが、ハーマンミラーのアーロンチェア、エンボディチェア、オカムラのコンテッサ セコンダです。
定評のあるアーロンチェアは私には合わなかった。アーロンチェアは枠にメッシュを貼り付け、そのテンションで座らせるデスクチェアです。しかし、残念なことに、座面の枠の部分に私の太ももが当たってしまい、痛むのです。仕方なく、この時点でアーロンチェアは候補から消えました。店員さんに聞いたところ、アーロンチェアは設計から時間が経っているので、新しい設計思想で作られたデスクチェアがありますよといわれ紹介されたのが、エンボディチェアでした。
エンボディチェア、オカムラコンテッサセコンダの2つに絞り込み、最後の決め手は座面
エンボディチェアはうまく調整すると背中が背もたれに「吸い付く」ような感じになります。状態を多少動かしても、背もたれ全体がピタッと吸い付くような感じでついてくる。そういう感じがするデスクチェアです。しかし、このデスクチェアに長時間座ると、お尻が痛くなるのです。
コンテッサ セコンダは背中にピタッと吸い付くような感じはありません。それでも良い姿勢を維持でき、座面がクッションタイプ(コンテッサ セコンダの売りでもあるのだけど)のものだと、長時間座っていてもお尻が痛くならなく、楽でした。
どちらが良いか迷ったのですが、家具店のデスクチェア担当の方に相談したら、「お尻、ずっと座っていて痛くなると大変だよね。背中、背もたれにぴったりいつもつけているわけではないからね」とアドバイスされ、座面のクッション性を優先させることにしました。
修理可能なデスクチェア
取り上げたデスクチェアはどちらのメーカーの製品も修理可能です。座面とか肘掛けなど、使用にともない、劣化してくるけども、フレームはまだまだ使えるという事があります。そのようなときに、オカムラ、ハーマンミラーの製品は修理ができる、保証期間(追記:ここで取り上げた商品は)が長いというのが有り難いところです。一つのデスクチェアを末永く使う、そういう目的に関し適していると思います。私自身、前のデスクチェアを10年以上使用したので、良いものを長く使いたいなという人にはお勧めです。
やり過ぎなぐらい実際に座り確かめてから買うのがお得に買うコツ
同じ会社のデスクチェアでも個人により合う、合わないがある。買う前に長時間座り、自分の体に合っているか確かめるのはデスクチェアを購入するときに大切なことだと思います。購入してから9ヶ月ぐらい経ちますが、新しいデスクチェアで、クッションをデスクチェアと自分の体の間に挟む必要性をまったく感じません。逆に、なぜ、そのような余計なものを置かなければいけないんだと思うぐらいです。
知り合いのコピーライターさんから聞いた話ですが、10年ぐらい前から比べると、例えば、アーロンチェアの価格は大きく値上がりしているそうです。ですので「買いたいと思ったときが買い時」ですという事でした。私は購入時に、安くするために色々と工夫はしましたが。