見出し画像

宿泊療養中です。

只今、絶賛新型コロナウィルスの陽性者になっておりまして、ホテルを使った宿泊療養をしております。

自分はもう治りかけでして、熱も無ければ咽頭もそんなに痛くなく、たまに痰と鼻水が出る程度の状況で入所しました。

2022年8月8日から15日までは自宅で療養していたのですが、同居人も居る訳で家庭内隔離され続けるのもちょっとストレスだな、となり、15日からホテル療養に切り替えました。

「自治体の指定したホテルだし、どうせ大した事無いだろう」と思っていたら、普通のビジネスホテルが使われておりまして、ちょっとした出張気分です。

行きは迎えのタクシーが来てくれますので、何も考えずに荷物を積んで乗って行けば、案内されていた所定のホテルに着きます。

カードキーと書類の入った封筒を受け取って、そのまま部屋に入って休んでいると、内線が鳴って事務室からのオリエンテーションと、看護師さんからのオリエンテーションが始まります。

・朝と夕方の1日2回、LAVITAと言う入力システムに体温と酸素飽和度、健康状態を入力して行く事
・食事は一日三食、朝昼晩にある事、そしてそれを1階のロビーに取りに行く間以外は部屋から出ない事
・アメニティの類も食事を取りに行く際に一緒に取りに行く事

後は細かい所を色々と、って感じですね。

自分のホテルでは、6:30に全体放送が鳴って、体温と酸素飽和度の入力を促されます。

それが終わると、7:30からご飯の時間で、9階までの低層階の人間は1階のロビーまでエレベータで行くのですが、まぁ、このエレベータが混むのですよ。

10〜19階の人間は各階にお弁当置いてあるらしいので、だいぶ待遇が違うなー、と思っております。

お弁当と、緑茶、水、野菜ジュースが基本形で、後は争奪戦に勝てればカップ焼きそばが取れたり、朝食にはグレープジュースが付いてきたりと割と考えられています。

そして、このお弁当なのですが、割と美味いんですよ、これが。

仕出し弁当なんかとは違って、汁の出る料理(朝食ではライチが出たし、夕食ではオクラの煮たのが出てきた)も入っているし、味も病人食とは思えないくらいに濃くて、味覚障害が治った身としては、少々塩っぱいくらいなんですよね。

これ、無料で受けて良いサービスなんだ……となります。

正直、自分みたいに同居人が居るけれども、ご飯は独立採算制みたいな者には、ご飯が美味しい療養施設と言うだけで非常に有り難いです。

真面目にこれだけで、宿泊療養に切り替える価値がある、と思っております。

どうせ、自宅療養してても家から出られる訳ではないですしね。

それから、12:00の昼食までは特にやる事も無く、昼食は相変わらず1階ロビーまでのエレベータが混み合います。

16:00に検温と酸素飽和度のチェックをしてLAVITAに入力、18:00から夕食。
それぞれのタイミングで全体放送がかかるので、寝てても叩き起こされます。

良く言えば取りはぐれの無い、悪く言えば起こされるので眠い、基本的には三食昼寝付き、そんなシステムですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?