続６・「愛の不時着」沼にハマってもうひと月。
もう沼から抜け出そうとするのはやめた。沼にハマってから１ヶ月も経つというのに抜け出せる気配どころか、沼の中にいることが心地よく、この暖かい、誰かに守られてる様な気持ちに感謝できる様になってきている。このドラマを作った人はきっと天才的な人なのだろう。ヒョンビンもソン・イェジンも脇役の人たちも、全部が一流だと思う。過去にドラマを見て好きになった俳優はいた。例えば福山雅治とか昔のブラピとか。でも今回は違う。ヒョンビンの容姿が好きだったからではなく（今は大好きだけど）、現実には存在しない架空の『リ・ジョンヒョク』というキャラクターにマジ恋をしてしまった。ドラマを見ているうちにユン・セリの心に自分を入れ替えてしまえるなんて信じられない。最初ドラマの登場人物を見たとき、リ・ジョンヒョクは自分好みの俳優ではなかった。おでこに貼りついたザンギリ前髪に、への字オン眉、細目に顔も大きくて（ごめん）特に何も感じなかった。だけど今は世界中の誰よりも愛おしい。現実に引き戻されたくないから、今はヒョンビンの出ている他のドラマや映画は見たくないくらい。ユン・セリの瞳の中でリ・ジョンヒョクに惹かれていった場面を振り返ってみたい。
後ろから髪を結んでくれた、リ・ジョンヒョクにキュン１。
チョルガンに見つかって危機一髪の時、婚約者だって嘘をついて命を助けてくれて、家に着いたら『怪我はないか？』と温かいお茶を出してくれた優しいリ・ジョンヒョクにキュン２。
村のおばさん達にユン・セリが市場で迷子になったと聞いてダッシュで私を探しに行った、リ・ジョンヒョクにおばさん達と一緒にキュン３。
子供の頃に海に置き去りにされた頃を思い出して悲しくて不安な時、アロマキャンドルで探しにきてくれて、迷子になったことを責めずにえくぼで微笑んでくれたリ・ジョンヒョクにキュン４。
小さな女の子みたいに自転車の前に乗せてくれて、『暗くなったら出かけるな』とお父さんみたいに心配してくれたリ・ジョンヒョクにキュン５。
別れの時に冷たくされてがっかりして、南に帰る時にトラックに追突されて死ぬかと思ったら、突然オートバイで現れて命がけで守ってくれたリ・ジョンヒョクに号泣で完全に恋に堕ちた。もう南に戻ることなんてどうでもよくなった瞬間。
その他にもいっぱいある。お酒を飲み過ぎた翌朝、早朝から豆から炒ってコーヒーを作ってくれて、豆もやしスープがあるよって出かけたリ・ジョンヒョク。”好き”の指サインをポケットから出した時のユン・セリの照れた顔が可愛かった。
顔中傷だらけでも、死にかけても必ず『僕は大丈夫』『君は大丈夫？』と私の心配ばかりするリ・ジョンヒョク。
喧嘩がめっぽう強くて男らしいのにピアノも上手で母胎ソロ。肩幅がとにかく広くてここに頭を乗せたら、一晩中気持ちよく眠れそう。時々口数が多くなるときはやきもちの時か自分の気持ちがバレそうになったのをごまかす時で、口を尖らせて一生懸命になるところがかわいい。
冷蔵庫の中をいっぱいにしてくれる母親みたいな愛情も見せる。私が死にそうな時は、寝ず食わずで何日も立ったまま見守ってくれる。他にもキリがないくらいある。リ・ジョンヒョクは１００％完璧で惚れない理由はどこにもないくらい凄すぎる。男性のバイブル的存在。口数がなくても愛がたくさん感じられた。
この写真はお気に入りで私の携帯待ち受け。後ろ姿を自分と移し替えてキュン！
ユン・セリも可愛い。この役もこの人以外は考えられない。男性の財力に頼らない頭の切れる強いユン・セリ。小さい頃に母親に愛されなくて心にトラウマを持っているユン・セリ。第５中隊員達にも町のおばさん達にも愛されるユン・セリ。体を張って銃弾を受けたユン・セリ。私には輸血はできても銃弾受けまではできなかったと思う。一度はスイスで死のうとしたからこそ、彼の為に身を投げ出せたのかもしれない。
北朝鮮には軍服の似合う優しくて強いリ・ジョンヒョクや素朴な第５中隊員みたいな人達が本当に住んでいる様な錯覚さえ起こしてしまう。
この ビデオは好きなシーンがたくさん詰まっていてよく見ています。英語だけどネットフリックスで見た日本語のセリフはもう頭に全部入っているはず。
まだまだ続くよ『愛の不時着』沼。いくつか別の韓国ドラマ見てみようとしたけどダメだった。もともと韓国ドラマに興味がなかったせいか、途中で止めてしまった。
もう何年も日本語をこんなにたくさん書くことがなかったので、勉強になっています。誤字脱字を何度も直しながら書いています。
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