見出し画像

オリーブの鉢植えと地植えのメリットとデメリット

鉢植えと地植えのメリットとデメリットについてです。

これは一般的な情報なので、オリーブに限らずにその他の植物の育て方においても共通していると思っていただければ良いかと思います。

オリーブにおける鉢植えのメリット、デメリット、地植えのメリット、デメリットの4項目について解説します。

簡単にまとめるとこのようなメリット・デメリットがあります。

スクリーンショット 2021-08-13 20.42.00

鉢植えのメリット

鉢植えのメリットとしては実がつきやすい、屋内に移動できる、開花した株同士を近づけれるという点です。

一般的に鉢の方が実がつきやすいと言われています。ただオリーブの交配の場合には、鉢がいいか、地植えが良いかの前に複数種類のオリーブでの交配が大前提となります。

なのでこのメリット・デメリットの前に交配できる環境を整えましょう。基本的にはミッションやセントキャサエインのような1種類で結実できないので2種類以上のオリーブを用意しましょう。

つぎに屋内に移動できるという点についてですが、オリーブは耐寒性があります。関東以南では地植えができますので、これはどちらでも良いかと思います。

つぎにオリーブでは同一種間では結実がほぼ無理です。そのため異種間での後輩を必要とします。受粉などすれば良いのですが、開花した鉢を近づけて受粉したりして簡単に交配することができるのもメリットです。

画像4

鉢植えのデメリット

鉢植えのデメリットとしては大きくなりにくい、実の量が少ない点があります。

鉢植えだと成長が遅くてオリーブはあまり大きくなりません。私の感覚的には3~5倍の速度で大きくなるくらいの成長の違いはあります。

あと大きくなりにくいのもあり、鉢だと結実する実の量に差が出ています。量がかなり少ないです。

このことからオリーブの実を楽しみたいという場合には鉢植えはあまりオススメできません。

盆栽だったり、屋内管理だったり、見た目を楽しむなど鉢でも十分楽しめるので目的にあったもので選ぶと良いかと思います。

画像5

地植えのメリット

地植えのメリットとしては大きく育てることができるのと、果実の量が多いことがメリットです。

オリーブの実を楽しみたいという人には地植えがオススメです。

地植えだと鉢植えに比べて、3~5倍の速度で大きくなるくらいの成長に違いがあります。またオリーブが大きく育つということは果実の量も多いです。

他にもメリットとしてはシンボルツリーとして存在感を表せます。これは地植えだと大きく育てることができるからこそあるメリットなのです。

画像2

地植えのデメリット

屋内に移動できない、実ができるのに時間がかかるというデメリットがあります。

地植えだと屋内に移動できませんので、豪雪地帯では地植えをするのは難しいかと思います。関東以南であればオリーブは地植えできます。

あと地植えだと実ができるまでに時間がかかると一般的に言われています。今年必ずオリーブに実をつけたいという人はあんまりいないと思いますが、そういう人には向きません。ただし鉢植えでオリーブの身ができても量が少ないので、それほど楽しめないと思います。

やはりオリーブの実を楽しむのであれば、地植えで数年後がベストかと思います。

画像3

まとめ

実を大量に楽しむなら地植えがベスト。その他環境など諸事情などあるかと思いますが、私的にはオリーブを鉢で育てるのも十分面白いかと思います。

必ず地植えでないとダメというわけではもちろんありません。ただオリーブは耐寒性がありせっかく地植え出来るので、地植えを楽しんで欲しいと思います。地植えだと生育が早くて、すぐに大きくなったりして見応えがあるのでオススメです。

インスタグラム: https://www.instagram.com/crapto.life/

YOUTUBE: https://www.youtube.com/channel/UCfRR6HVl5hEoiztqVCKusGA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?